新型コロナウイルス対策としてリモートワーク(テレワーク・在宅ワーク)を一時的措置として採用する企業が増えてきましたね。
リモートワーク歴4年の経験から、リモートワークで気をつけたほうがいいことをまとめました。
業務コミュニケーションは意外と落ちない
リモートワークになると、以下のようなデメリットが挙げられることがありますよね。
- メンバー同士が何をやっているかわかりづらい
- コミュニケーションが取りづらい
たしかにそんな気がしますが、実はリモートワークの方が円滑にコミュニケーションを取れたりします。
メンバー同士が何をやっているかわかりづらい
この問題の解決策としては、普段使っているコミュニケーションツール(Slack, Skype等)を活用して自分の今やっていることを定期的に発信すると良いです。
発信する内容は些細なことで大丈夫です。「今から業務を開始します」という打刻はもちろん、「今日はAとB,Cをやる予定です」「Aが終わったのでBやりまーす」というように、普段口頭で伝えていることをチャットに置き換えるだけです。
普段社内ではいちいち細かい進捗状況までは伝えてないかもしれないので、リモートワークの方がお互いの細かな作業状況を把握できるようになります。
やること、やったことの可視化
出勤した時も日報の文化があるように、リモートワークの場合も簡易的な日報を送るようにしましょう。
既に日報が当たり前であれば、日報でOKです。日報の文化がない場合は、リモートワークの時は以下のようにしましょう。
- 始業開始時に今日のTODOをチャットに流す
- 就業時に今日のやったことをチャットに流す
この報告の有無でお互いのやっていることの把握状況がガラッと変わります。
「あ、Aさんは今日XXXをやってるのね」とチームメンバーが業務内容を把握することで、お互いの不安を解消できます。
リモートワークの最大の特徴は「相手が見えない=どんな感じで仕事をしているかわからない」です。
この不安点を解消するためには、できるだけ自分のやっていることをメンバーに共有することが大切です。
コミュニケーションが取りづらい
この問題の解決策としては、ビデオチャットをフルに活用しましょう。
ビデオチャットになれてしまえば、口頭ベースでのやり取りがとても便利になります。
具体的には「XXXについて相談なんですが、ビデオつなげます?」「Y分後にお願いします〜」のようにサクッと日時を決めてしまい、あとはビデオをつなくだけです。
細かなやり取りが必要なときはビデオを使おう
コミュニケーションのラリーが何十回も続くような場合は、ビデオの方が圧倒的に効率が良いです。
ちょっとした連絡事項や確認などは、相手の時間を奪わないようにチャットの方がいいですが、口頭で話した方が早いことはビデオの方が話が早く終わります。
相手の時間を奪ってしまうという点には気をつけつつ、ケースバイケースでビデオチャットを有効活用しましょう。
昼寝をしたくなったら20分まで
リモートワークの敵は自分の怠惰性との戦いです。
人間誰しも、家で一人で仕事をしていれば、少し気が緩んで昼寝をしたくなったりします。
昼寝をしたくなったら、潔く昼寝をしましょう。
リモートワークをしていると、普段のお昼休憩1時間は結構長く感じます。
ご飯を食べに行く往復時間や同僚と喋ったりする時間がなくなるので、お昼は30分で済むことも多いです。
余った30分をうまく使って、昼寝をしてしまいましょう。
ただ、昼寝は20分以上すると体がだるくなりやすく、その後の生産性が落ちると言われているので、20分で必ず起きましょう。
散歩をしよう
現在新型コロナウイルス対策のためにリモートワークを採用している企業は、暫定的に1週間の措置を取っているケースが多いですね。
1週間といえど、ずっと自宅で作業をしていると運動不足になります。
通勤による運動は案外馬鹿にできません。実はそれなりにいい運動になっているんです。
その運動がなくなってしまうので、始業前やランチ時間帯、就業後に15分前後の散歩をしましょう。
もちろん、人が多い所に行ってしまうとウイルス対策の意味が全く無いので、自宅周辺で人気がないエリアがあれば程度に留めておくことは必要です。
散歩じゃなくても家でのストレッチも効果があります。軽いスクワットをしたり、柔軟をしたりするのがおすすめです。
散歩に関して言えば、いつもより少し歩くスピードを上げ、心拍数が少し上がる程度にしてみると、その後の集中力も向上すると言われています。
いつも通り身支度をしよう
家で仕事するから寝間着のままでいいや、とならないようにしましょう。
仕事をするという意味で、メリハリをつけることは重要です。
女性の方はメイクまでする必要はありませんが、髪を整える、普段着に着替えるということはしておきましょう。
家にいるという時点で、慣れるまでは仕事モードへの切り替えがしづらい状況です。
仕事モードへ頭を切り替えるために、いつもどおり身支度は心がけましょう
リモートワークは怖くない
リモートワークの場合、通勤電車のストレスや混み合ったランチのようなストレスを排除することができます。
お互いが独立した環境で仕事をするため、見えないという怖さを感じる人が多いですが、今ではリモートワークを円滑に行うためのツールは多くあります。
それらのツールをうまく活用すれば、むしろ出社しているときよりもコミュニケーションが取りやすいという状況を作ることもできます。
リモートワークの時に使えるツール
ツール | 用途 | URL |
---|---|---|
Zoom | ビデオチャット | https://zoom.us/ |
Slack | チャット | https://slack.com/intl/ja-jp/ |