プログラミングを勉強したいと思っても、何から始めれば良いのかわからない人もいるだろう。プログラミング学習の全体像を簡単に紹介する。
1. 何のためにプログラミングを学ぶのかを決める
Webサービスを作りたいのか、アプリを作りたいのか、ロボットを作りたいのか、機械学習に関するものを作りたいのか、IoT関連のプログラミングをしたいのか。あなたが何をしたいのかによって学習すべき内容や学習方法が異なる。Webサービスを作れるエンジニアが機械学習を組み込めるかと言われると全くそうではないし、アプリを作れる人がIoT関連のプログラムを書けるのかは別物だ。英語とフランス語くらいの違いがあるかというと言い過ぎだが、それくらい別物だということを認識しておいたほうがいい。つまり、出だしを間違えると全く違う道を歩むことになるので、注意が必要である。
2. 何を作りたいのかを決める
上記の内容と重複する部分もあるが、どんなものを作りたいのかが決まらないと何も始まらない。例えば、 - 最近のバズワードであるAI(機械学習)の業界で新しいサービスを作りたい - パズドラみたいにゲーム系アプリを作って、一発当てたい - Airbnbのようなメディアを作ってビジネスをやりたい - TwitterみたいなSNSを作りたい - ヘルスケア関連のIoTデバイスを作ってみたい
こんな感じである。一度どんなものを作りたいのか大まかで良いので作りたいもののジャンルなどを絞り込もう。
3. 学習したいプログラミング言語の本を買う
基本的にはプログラミング言語を学習するときには本を買うことをおすすめする。おそらく大半の人はプログラミング初心者にオススメの言語3選で紹介している言語を選ぶことが多いと思うので、そちらの記事で購入すべき書籍を見てもらえれば。
4. チュートリアルをやり込む
各プログラミング言語の学習のためのチュートリアルがインターネットには存在する。本で学習したないようをもう一度復習するためにYoutube等でチュートリアルをやってみるのが良い。各言語のおすすめのチュートリアルは別記事で紹介する。
まとめ
プログラミング初心者が最初にやるべき大切なことは、きちんとした理由を持った上で学習する言語を選ぶことだ。その言語をやると決めたら最低限使えるように成るまで1年〜2年かかるし、それをあなたのスキルとして今後生きていく可能性がある。その最初の選択を誤ることはかなりの痛手となることを気づいていない人が多い。