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プログラミングとデザイン、スタートアップの話

プログラミングやデザイン、スタートアップ関連についての雑記

【評判から読み解く】TECH::CAMPとProgate、プログラミング初心者はどちらを選択すれば良い?

プログラミング 勉強法 Ruby on Rails プログラミング初心者

f:id:harv-tech:20160213144117j:plain プログラミングをこれから身につけようとしている初心者の人たちは、どのようにプログラミングを勉強していくか迷いますよね。

特に最近では本やオンラインコース、オフラインでのレッスンなど色々な勉強方法が溢れているため、どれを選んでいいか悩んでしまうと思います。

今回の記事では、1ヶ月で約13万円の受講費用が発生するTECH::CAMP完全に無料で受講できるProgateとの2つの勉強方法を比較し、メリット・デメリットを整理していきます。これら2つのサービスはこの1年ほどでプログラミング学習ツールとしてトップレベルの人気となっていますが、その金額差がかなり大きいことから、どちらを選んでいいか悩んでいる方の参考になればと思います。

ひとまず序盤〜中盤まではそれぞれのサービスについての事実のみを述べます。最後にまとめて私の意見を書きます。結論から読みたい方は、最後から読んでみてください

TECH::CAMPとProgateの概要

TECH::CAMPは東京を中心に開催されているプログラミング学習キャンプです。短期集中型で一気にプログラミングを勉強するというもので、Ruby on Railsを使ったWeb開発が学べます。他にもiphoneアプリ開発コースや、通常の1ヶ月コースではなく、3ヶ月の期間を使うエキスパートコースがあり、さらに2016年10月15日にはVRコースも開校されます。

f:id:harv-tech:20160213140120p:plain TECH::CAMPの料金体系

HTML, CSS, Ruby, Railsを勉強できるテキストが用意されていて、そのテキストに沿って勉強し、サンプルアプリを作っていくというのが主な流れです。テキストの質の評判は高いです。テックキャンプ創業者の方がテキストのクオリティには当初からこだわり、世界で一番理解がしやすいテキストを作ると気合を入れていた現れでしょう。それ以外にも、質問が出てきたらメンターにすぐに質問が出来たり、勉強をするための場所が用意されているというのがTECH::CAMPのメリット・ポイントです。

これに対してProgateオンラインでRailsを独学で勉強するサービスです。HTMLやCSS, Javascriptも同時に学ぶことができ、全て完全無料で利用できます。有料コースもあるのですが、まず基礎をつける上では無料で勉強ができます。TECH::CAMPとは異なり、オンラインサービスであるため、誰かにすぐに質問をしたりすることはできませんが、こちらも教材の質は高く、教材に沿ってやっていけば力がどんどんついていくという形になっています。

Progateはテキストがあるというわけではなく、パソコンで解説を見ながら自分でProgate上でプログラムを打っていきます。このやり方は非常に学習効果が高く、サクサクと勉強を進めていけるのが特徴です。面倒な環境構築なども必要なく、本当にProgateにアクセスするだけで勉強がスタートできます。

強制的にやる気を出す

TECH::CAMPとProgateとの大きな違いは「お金」と「人」です。

TECH::CAMPは1ヶ月約13万円という金額を支払い、空いている時間にはキャンプ場所(オフィスみたいなところ)に行って勉強します。13万円は結構な大金ですよね。Macbook買えちゃいますから。「これだけのお金を払ったからには投資回収をするしかない!」というように強制的に自分に対してやる気を出すことはできます。また、キャンプ場所に行けば同じように受講している生徒がいるため、横のつながりによってモチベーションは担保される仕組みになっています。

プログラミングって結構多くの人が挫折するため、そこを「お金」と「人」によって防ぐということが可能ではあります。

わからなくなったときの対処法

TECH::CAMPにはメンターがいます。Progateにはメンターはいません。

プログラミングを初めて勉強したときには右も左も分からない状態ですし、どんどんわからないことが出てきます。バグも沢山出てきます。

その時の対処法が「メンターに頼る」「ググる」かの2つの方法に分かれます。

初心者の人からすればググり方もよくわからない状態からスタートするので、メンターが存在することは非常に心強いと思います。

メンターが卒業生という罠

とはいえ、気をつけなければいけない点は、TECH::CAMPのメンターの多くはTECH::CAMP卒業生であるということです。

あるTECH::CAMP卒業生の感想ブログ記事には、このように書かれています。

ほとんどを自学で進めたのであまり不満は無いのですが、ちょっと気にはなりました それもそのはず。メンターを務めるのは大学生やTECH::CAMPの卒業者なので、レベル感としては「わたしたちより上手な人」という感じです。 もちろん質問は答えてもらえます。ただ、「答えがわかりやすい」とか「質問の意図を汲み取って、他の知識も教えてくれる」まで期待すると、ちょっと拍子抜けするかもしれません。 ただ、年齢が近い(若い)ため、友達感覚で色々聞いたりはできます。好きな人は好きだと思います。自分にはちょっとだけ合わなかった。

この方が書かれている通り、人によって合う合わないはあるでしょう。

私の意見

「過去にプログラミングを勉強したが複数回挫折した経験があり、自分一人ではどうしてもプログラミングを継続して勉強することがどうしても難しい」という人だけが、TECH::CAMPに向いているのではないかと思います。

正直な所、TECH::CAMPに参加するために支払う費用の約13万円は相当高いと思います。かつメンターの質には懐疑的な部分があります。私の意見として、TECH::CAMPで1ヶ月〜2ヶ月勉強した人がメンターとして指導しているという状況が腑に落ちないですね。

たった1〜2ヶ月勉強した程度では、やっとプログラミングの入り口に立てた程度です。そんな人たちが今度はメンターとなって生徒を指導するというのは、本当に正しい指導ができるのかどうか怪しい所です。

同じテキストを使っているため、もちろん最低限の指導はできると思うのですが、表面的な指導になってしまうでしょう。Railsでのアプリ開発の全体像を知った上で初心者に指導することと、導入部分しか知らずに初心者に指導することでは指導の厚みが相当変わってきます(とはいえ、プロのプログラマーに教えてもらえる機会というのもなかなかないのですが)。

そのような指導でも満足できる方はTECH::CAMPに参加すれば良いと思います。

とはいえ、これは最初に述べたように「一人だとどうしても勉強が続かない人」だけに勧められる方法ですね。本当に初めてプログラミングを勉強する人はProgateで勉強するのが良いと思います。

教材の質はかなり高いですし、今日から始めようと思えば今すぐ始めることができます。お金も全く掛かりません。お金を払ったことで自分を追い込んでモチベーションを維持しないと続かないくらいなら、プログラミングなんて辞めてしまえばいいんです。

わからないことが出てきた時に質問が出来ないという問題はありますが、「ググり力」を身に付ける機会だと捉えましょう。プログラマーとしてやっていく場合、とにかくググる機会は非常に多いです。

ググって対処法を見つけるために英語の記事を読む必要があるときもあります。そういった経験を培う場だと思えば全く問題ではありません。

というわけで、プログラミングに興味がある人で、TECH::CAMPかProgateで迷っている人は、ひとまずProgateからやってみるのがいいのではないでしょうか?

ちなみに、テックキャンプかProgate問わず、下記のテキストはRailsを勉強したい初心者プログラマーの人には必須の教材なので、良きタイミングで購入しておいた方がいいでしょう。

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