モチベーションが上がらない...そんな時にモチベーションが上げてくれる漫画を独断と偏見で3つ選んだ
暖かい週末で春を感じることができ、なんとなく気持ちも前向きになった人も多いかもしれませんね。
とはいえまだまだ寒い日が続き、「なんか仕事に対するモチベーションが上がらない...」ということがあるかもしれません。
モチベーションの上下には季節要因や仕事での失敗、評価、目標への進捗、疲労など様々な要因がありますが、どんな理由にせよモチベーションは高い状態の方が人生にとってプラスですよね。
人それぞれモチベーションを上げる方法はあると思うのですが、今回はモチベーションを上げてくれるような漫画を3つご紹介します。
モチベーションが上がらないような心理的状態の中でも、漫画を読むことならダラっと寝転びながら読んでいれば気持ちが徐々に前向きになってくるのでやりやすい方法だと思います。
スティーブス(無料セール中)
Apple創業者のスティーブ・ジョブズに関する漫画です。事実を参考にしたフィクションという形で描かれています。
2012年にクラウドファンディングで募集を開始するとあっという間に目標額を達成し、2014年に単行本が発売され、現在も連載中です。
WIREDでは以下のように紹介されています。
数多くの書籍や映画で描かれてきたスティーブ・ジョブズ。だが、漫画『スティーブズ』ほど「かっこいいジョブズ」を描き出す作品はないだろう。本作のジョブズがかの有名な「現実歪曲フィールド」の能力を発揮する姿はさながらバトル漫画のようであり、笑いあり涙ありの仲間たちとの創業ストーリーは冒険ものの少年漫画を思わせる。- WIRED 「ジョブズの弱さは漫画でしか描けない」より
また、WIREDのインタビューの中で、『スティーブス』の作者である漫画家ユニットうめの小沢氏は、以下のように話しています。
そのころのジョブズの評価は、ほとんど「プレゼンの神様」か「独裁者」のイメージしかなかったんです。ところが松永さんが書かれているのは、「世界を変えてやる」っていう、ギラギラした感じが全面に出ているジョブズの姿だったんですね。 - WIRED 「ジョブズの弱さは漫画でしか描けない」より
漫画のタイトルは『スティーブス』となっていますが、これはジョブズに加えてウォズにもスポットライトを当てることを意味しています。
タイトルを『スティーブズ』にしたように、ジョブズはもちろん、ウォズをきちんと描くということ、さらに言えばその2人の周りの人たちをきちんと描くということがテーマになっています。いろんな資料で知れば知るほど、ジョブズにかかわる全員がかっこいいんですよね。悪い人やダサい人はいなくって、たまにせこい人はいますけど(笑)、そこも人間味があっていいなと。アップルのストーリーを、ジョブズ1人だけでなく、いろんな角度から光を当てることができるというのが漫画で描く意義だと思っています。 - WIRED 「ジョブズの弱さは漫画でしか描けない」より
これまでスティーブ・ジョブズのプレゼンやインタビュー動画、映画、伝記などを読んだ人からすると、漫画によって描かれているジョブズはあなたの中にいるジョブズとは人物像が異なるかもしれません。
しかし、漫画だからこそ描ける表現で二人のジョブズの話を楽しむことができる数少ない漫画で、きっと読んでいるうちにあなたの心境は変化していくでしょう。
2016.2.25までは第1巻のKindle版が無料で購入できるキャンペーンをやっているので、気になった人はダウンロードしてみてください。
宇宙兄弟
こちらも連載中の漫画ですが、もしかしたら読者のみなさんの8割くらいは読んだことがあるかもしれません。
まだ読んだことがない2割の方のために紹介しますね。普段あまり漫画を読まないあなたでも確実に楽しめる内容の傑作です。
漫画のストーリーとしては、兄弟が月や惑星に行くことを一緒に目指していく、というシンプルなものなのですが、そのストーリー性や人間描写が繊細で私達の心を揺さぶってくるのです。
「宇宙」という男性なら誰もが一度は夢を見た空間に行く男たちの姿はとても魅力的に感じられます。
『宇宙兄弟』は名言が取り上げられることも多く、2012年の段階で既にNaverまとめ等でまとめられているくらい人気になっています。
小栗旬が主演の映画版もありますが、漫画の方がおすすめです。
お〜い!竜馬
坂本龍馬を描いた漫画、『お〜い!竜馬』もあなたに何かプラスの影響を与えてくれる漫画のうちの1つです。
坂本龍馬ブームは数年前に去りましたが、内容はブームによって左右されません。
この漫画は最初に紹介した『スティーブス』と同様、史実に100%忠実になって描かれているわけではありませんが、坂本龍馬という人物の物語を楽しむには最高の1冊です。
なぜ、坂本龍馬が、今でもこれほどまでに絶大な人気があるのか。 それは、人それぞれの「坂本龍馬」が生まれてくるからではないでしょうか。 坂本龍馬の生き様は、捉え方によって様々な解釈が生まれて、そしてそれらが全て、力強い感動に結びつくからではないでしょうか。- Amazonレビュー より
他にもこのようなレビューもあります。
名作。ぐいぐい引き込まれる。なんとなくは知っていたけれど、彼の生い立ちから晩年までを知ることが出来たのは財産になる。- Amazonレビュー より
「坂本龍馬はなにかすごいやつ」というぼんやりとした印象は知っていると思うのですが、『龍馬伝』は結局続かなかったし、『竜馬がゆく』も途中で終わってしまった、という人にはこの漫画は読みやすく、楽しめますよ。
おわりに
今回ご紹介した3つの漫画は、きっとあなたのモチベーションに何らかの良い影響を与えてくれるものです。
通勤中の電車の中や就寝前などにどれか1冊試しに読んでみてください。