プログラミングとデザイン、スタートアップの話

プログラミングやデザイン、スタートアップ関連についての雑記

【2019年版】完全初心者でも0からプログラミングを学習する方法

f:id:harv-tech:20190418183557j:plain

プログラミングって何から始めたらいいのかわからないですよね。

そこで、この記事ではプログラミング学習に必要なことを1つずつ丁寧に説明してみました。

現役フリーランスエンジニア(8年目)の目線なので、リアリティのある内容になっています。

プログラミングを習得してできるようになること

プログラミングを勉強する理由は人それぞれですが、勉強を始める前にまずプログラミングができるようになればどんなことができるようになるのか、を把握しておきましょう。

Webサイトが作れるようになる

f:id:harv-tech:20190418184542j:plain

プログラミングができるようになるとウェブサイトが作れるということは皆さんご存知かもしれませんね。

例えば Facebook や Amazon のプログラミングによって作られたウェブサイトです。

iOSアプリやAndroidアプリが作れるようになる

f:id:harv-tech:20190418184553j:plain

iOS アプリや Android アプリもプログラミングができるようになると作ることができます。

例えばメルカリのような EC アプリから始まり Twitter のような SNS アプリ、ティックトックのような動画アプリまでなんでも作れるようになります。

自分で作ったアプリを公開してそれで収益を上げている個人のプログラマーの人も多くいますね。

マーケターとしてデータ分析ができるようになる

f:id:harv-tech:20190418184603j:plain

これまで紹介したウェブサイトやモバイルアプリについては皆さんご存知だったかもしれませんが、プログラミングができるようになるとマーケターとしても活躍の幅が広がります。

特に Web 業界においては最近マーケターの人でプログラミングを学ぶ人が増えています。というのもマーケターの人がデータ分析をする時に自分自身でプログラムを書いて仕事をするようになってきているからです。

サービスのデータベースからデータを引っ張ってきてそれを解析するということがプログラミングを学びばできるようになります。わかりやすい例を挙げるとエクセルでデータを管理して分析をするのと似たような感覚です。

Wordpressでブログを作れるようになる

f:id:harv-tech:20190418184615j:plain

ブログを作りたいと思った時に使うのが WordPress というツールなんですが、 プログラミングを学ぶと自分でブログを立ち上げることができるようになります。

日本国内のウェブサイトの約1/3が WordPress で作られています。そのため WordPress を支えるエンジニアの人の需要は常に高くクラウドソーシングなどのサイトでも WordPress の案件が非常に多いという特徴があります。

プログラミングを学ぶことで自分のブログを作るというだけではなく企業から WordPress の案件を受けてお金を稼ぐということができます。

ランディングページを作れるようになる

ランディングページとは広告から遷移した先のページのことを指します。 Google で検索した時に出てくる広告をクリックするとその先がランディングページです。

企業が広告を打つ時には必ずランディングページが必要になってきて、これをプログラミングによって作っています。

機械学習を扱えるようになる

誰もが一度は耳にしたことであるであろう機械学習もプログラミングのうちの一つです。

大量のデータから機械学習を通じて自動的にデータを解析したり、方程式のようなものを作ったりすることができます。

機械学習自体は統計や数学の知識が必要な場合も多くありますが、その土台としてそもそもプログラミングのスキルが必要になります。

プログラミングでできることの中でも特に機械学習に関しては今後4,5年の間でより需要が高まってくると考えられています。

チャットボットを作れるようになる

少し前にブームになったワードですがチャットボットというものもプログラミングで作ることができます。

チャットボットとはチャット上で自動的に返信をしたりするボットのことです。イメージが湧きにくい方はヤマト運輸の LINE のアカウントを想像してみてください。

ヤマト運輸の LINE アカウントに対して宅配の状況を聞いたりすると自動的にメッセージが返信されてくると思いますがこれがチャットボットの一種です。

今後人手不足が加速していく中自動化できる部分はどんどん自動化していくという流れになっていく行くのでチャットボットを作れるということは非常に重要なスキルになります。

プログラミングができる有名人・著名人の例

プログラミングというものはなんとなく難しそうというイメージがあるかと思うので、ここでプログラミングを身近に感じてもらうために、プログラミングができる有名人や著名人の例を挙げてみましょう。

例えば日本人で言うとホリエモンは元々プログラマーでした。自分でプログラミングをして Web サービスを開発し企業を立ち上げた一人です。

他にも海外で言うと Facebook 創業者のマークザッカーバーグはプログラマーでした。 Facebook の一番最初となるウェブサイトはマークザッカーバーグ自身がプログラミングをして作ったものです。

プログラミングに関わる職種を知ろう

プログラミングと一言に言ってもその内容は幅広く、プログラミングに関わる職種も多岐にわたります。プログラミングを勉強する前にまずどんな職業があるのかということをしっかりと理解してをお勧めします。

職業に対する理解が浅いままプログラミングを始めてしまうと就職した時に想像していた内容と違うと言ったことが発生してしまうから必ず理解しておくようにしましょう。

f:id:harv-tech:20190418181241j:plain

サーバーサイドエンジニア(プログラマー)

皆さんが想像するエンジニアに該当するのがサーバーサイドエンジニアという職業です。サーバーサイドエンジニアとはユーザーの人からは見えない裏の部分を作り上げる人たちのことを指します。

例えばログインというシステムを例に挙げると、「ログインして〜というリクエストを受けてその情報を確認した上でログインの処理をして OK を返す」という一連の流れはサーバーサイドの仕事になります。

他にもデータベースと呼ばれるデータが溜まっている箱の中からデータを取り出してそれを並べ替えたり加工したりするのもサーバーサイドの役割です。

フロントエンドエンジニア

f:id:harv-tech:20190418181759j:plain

フロントエンドエンジニアと言うとあまり聞き馴染みがないかもしれませんが実はこの2、3年でフロントエンドエンジニア人口はどんどん増えていっています。

増えていっているということはすなわち言い換えればそれだけフロントエンドエンジニアのニーズが大きいということです。

フロントエンドエンジニアはユーザーから見える部分のプログラムを書く役割を担っています。例えば 特定の条件の下では A を表示してそれ以外の場合は b を表示するというようなプログラムを書くのがフロントエンドのお仕事。

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは Web サービスやアプリなどのインフラ部分を担当するエンジニアのことを言います。

インフラと言うとあまりよくわからないかもしれませんが、 Web サービスやアプリが安定して稼働するように管理をするような仕事と言えば分かりやすいかもしれませんね。

今私たちが使っているウェブサイトやアプリは実は放っておくと動かなくなってしまったりすることがあります。多くの人が Web サイトに訪れた場合には負荷が高まってしまいサイトが重くなる、ということが起こったりします。

そういったときに問題なくユーザーの人がサービスを利用できるようにインフラを整えるという仕事がインフラエンジニアの業務内容になります。もちろんインフラエンジニアもプログラミングをしてインフラを整えるというようなことになっています。

システムエンジニア(SE)

勘違いされやすいのがシステムエンジニアという職業です。 システムエンジニア自体はプログラミングをしません。

エンジニアという名前がついているとプログラミングをするように思ってしまいがちなんですがシステムエンジニアというのはプログラミングをする人の管理をする人のことを指しているんです。

あるあるなんですが、プログラミングを勉強してエンジニアになりたいからシステムエンジニアの求人に応募した人が会社に入ってみたら全くプログラミングをせずエクセルばっかりいじっていて全くスキルが伸びないなんてことがあります。

システムエンジニア自体はプログラマーと関わる仕事なのでプログラミングに関する最低限の知識は必要なんですが自らプログラミングのコードを書くことは必要ないんです。勘違いしないように注意しておきましょう。

マーケター

上述しましたが最近の Web マーケターはプログラミングを勉強している人が多くいます。

マーケターはサービスの分析をすることも業務のうちの一つなのでその分析をする上でプログラミングを使っています。

少し難しい話になるかもしれませんがマーケター自身が SQL という言語を使ってプログラムを書きデータベースからデータを引っ張ってきてそれを基にマーケターとしてデータ解析やデータ分析を行ったりします。

プログラミング学習のゴールを決めよう

さてさてここまでプログラミングを習得したらできるようになること、そしてプログラミングに関わる職種を紹介してきました。

プログラミングができるようになると色々なことができるようになるため、何を目的としてプログラミングを勉強するのかということを考えましょう。

職種としての目標もそうですし、 どんなことをやりたいのかということもそうですね。

職種ややりたいことではなくても例えばお金を稼ぎたいとか自分のサービスを作りたいとかそういったゴール設定をすることでプログラミングの学習で挫折することがなくなります。

プログラミングに必要な道具はこれ!

プログラミングを勉強するために必要な道具はパソコンだけです。

Mac のノートブックでも iMac でも Windows のデスクトップでも laptop でもプログラミングを勉強することができます。

個人的にはMacの方がプログラミングは勉強しやすいと思いますが Mac のパソコンは結構高いのでお金に余裕がない人は Windows でも全然問題はありません。

他に必要なものは学習教材ぐらいですね。学習教材については記事の後半で紹介しますが、本を読んで勉強したりオンラインの教材を使って勉強したり、スクールに通って勉強するなどといったいろんな方法があるので自分に合った方法を選びましょう。

学習教材はいろんなものがあるんですがどれを選ぶかということはそれほど重要ではないです。一番重要なのはプログラミングを習得するぞという強い心を持つということです。

強い心を持つようにしましょう。大事なことなので必ず覚えておいてください。

プログラミング学習に必要な期間はどれくらい?

プログラミング学習におけるゴール設定によって必要な期間は様々ではありますが、一般的には最低3ヶ月間の学習期間が必要だと言われています。

3ヶ月の間に毎日数時間ずつ勉強をすればある程度プログラミングの知識は身につけることができます。

ただし3ヶ月でエンジニアとして仕事をしたい場合に関しては3ヶ月の間でできるだけ多くの時間勉強の時間を確保する必要があります。具体的に言うと平日は3時間週末は6時間から8時間ぐらい勉強の時間に当てる必要があると言われています。

ただしこのスケジュールは結構パツパツなのでもう少し余裕を持ってみると、おおよそ半年間ぐらい勉強をし続ければフリーランスエンジニアになったりエンジニアとして社員になったり自分のサービスを作れるようになると言ってもいいでしょう。

プログラミングができればお金は稼げる?

プログラミングを勉強する目的のうちの一つにお金を稼ぎたいという理由がわかることが最近増えてきましたね。

そこで一番気になるのがプログラミングができるようになったらどれぐらいお金が稼げるのかということです。

エンジニアとして仕事を受ける方法はいろいろとあるのでそれぞれのパターンに分けてどれぐらいお金が稼げるのかということを見ていきましょう。

フリーランス(準委任契約)で開発をする場合

最近一番多いのがプログラミングを勉強してフリーランスになりたいという人です。

フリーランスにも二種類あるのですがまず1種類目として準委任契約という契約形態で仕事をする場合を考えてみます。

契約というのは言われる時給の契約をして仕事を受けるフリーランスのことを言います。

一般的なエンジニアの時給相場は約3000円と言われていますが、エンジニアとしての実務経験が3年ぐらいになってくると時給はだいたい4000円ぐらいで契約を受けれるようになります。

筆者の場合はエンジニア歴8年目になるので今は時給約6000円から7000円で仕事を受けています。

時給3000円の場合月収に直すと約50万円になりますね。時給6000円の場合はその倍の約100万円ぐらいが目安といったところでしょう。

もちろんこれは一般的な相場になるのでその人のスキル次第で上がったり下がったりはしますが参考にできるぐらい最近は相場が決まってきています。

フリーランス(請負契約)で開発をする場合

フリーランスの契約形態の2種類目は請負契約というものです。請負契約というのは時給でお金をもらうのではなくプロジェクト単位でお金をもらうことを指しています。

例えば WordPress を使ってコーポレートサイトを作るという仕事があった場合どんなに時間が短くあろうがなかろうが時給では報酬は計算されません。 コーポレートサイトを作るということに対して20万円支払いますというような契約をします。

請負契約の場合開発する案件は様々なので相場はこれといって決まっていません。

ですが一応参考程度に書いておくと、ランディングページを作るという案件の場合は約3万円から10万円の間、 コーポレートサイトを作る案件の場合は5万円から30万円、 新規サービスを開発するという案件の場合は30万円から100万円といった具合に案件単位で報酬金額が変わってきます。 プログラミングを勉強してフリーランスになろうと思っている人はまずランディングページを作るというところの仕事を受ける人が多いです。 例えばランディングページを作るのが5万円だった場合、月に6このランディングページを作れれば月収30万円といった具合です。

副業で開発をする場合

フリーランスになりたいという人の次に多いのが副業でプログラミングをしたいという人です。

副業解禁の流れを受けて最近ではいろんな企業で副業を受け入れています。特に IT企業においてはエンジニア不足ということも相まって副業でエンジニアの募集がどんどんどんどん増えていっています。

副業の場合は上述した準委任契約という契約形態で働くことになるので時給でお金の計算します。

副業の時給相場もフリーランスの場合とほぼ同じだと思っていいでしょう。

分かりやすい例を挙げておくと時給3000円で月3時間の副業をした場合月収では9万円になりますね。

これから先エンジニアな副業ニーズはどんどんどんどん増えていくので今からでもプログラミングを勉強するのは遅くないと思います。

インターンシップをする場合

学生の方の場合はインターンシップを検討してる人も多いでしょう。

エンジニアのインターンシップの相場はだいたい1500円から2000円ぐらいです。

完全に実務未経験の状態でインターンシップを始める場合はその相場を下回る場合もありますが、個人的には学生の人は時給が安くてもインターンシップに応募することをお勧めしています。

なぜ時給が安くてもインターンシップに行くべきなのかと言うと、 インターンシップで実務を経験できるということが非常に価値があるからです。しかもインターンシップなのでお金をもらいながら勉強することができます。

自分でWebサービスを作る場合

プログラミングを勉強すると自分で Web サービスやアプリを作ることができるようになります。例えばカジュアルゲームなんかを作ったりしてそれの広告収入で月10万円だったり30万円だったりの売り上げを上げている人がいますね。

その他にも情報サイトを作ってその広告収益でお金を稼いでる人もいれば月額課金型のサービスを開発するような人もいます。

自分でサービス開発をする場合は相場というのはないので稼ぎたい金額を決めてそれに合ったサービスを作ると良いでしょう。

プログラミング言語の選び方

プログラミング言語の選び方はその人の目的によって変わってきます。とりあえずこれという風に選んでしまうと自分のゴール設定とは全然違う方向に進んでしまうことがあるので必ず目的に合ったプログラミング言語を勉強するようにしましょう。

手っ取り早く副業を始めたい場合

プログラミングを勉強して手っ取り早く副業を始めたいという人は副業の案件の数が多いプログラミング言語を選ぶ必要があります。

では副業案件が多いプログラミング言語はどれかと言うと PHP か Ruby の二つに絞られます。

上述したように世の中にある1/3のウェブサイトは PHP(WordPress)で作られています。また日本において人気のある言語であるルビーも副業の案件数がとても多いです。

早く副業をしたいのに Python やGoのように案件がまだまだ比較的少ない言語を選んでしまうと副業探しに大変になってしまうので注意してください。

PHP と Ruby のどちらを選んだらいいのかということですがこれについては正直どちらでもオッケーです。どちらも日本において人気のある言語になり副業案件の数も変わらないのでどちらか気になった方を選ぶという形で問題ありません。

PHP と Ruby はどちらも学習難易度に差はないのでどちらを勉強したから早くエンジニアになれるかといったこともありません。本当に好みの問題ということになります。

副業を始める時にはこの記事を参考にしてみましょう。

harv-tech.hatenablog.com

フリーランスでお金を稼ぎたい場合

フリーランスになってお金を稼ぎたい場合は上述した契約形態によってプログラミング言語を選ぶのがいいでしょう。

準委任契約で自社サービスの開発などを手伝う場合はRuby、請負契約でコーポレートサイトを作ったりランディングページを作ったりしたい場合は PHP がいいです。

もちろん PHP でも自社サービスの開発をすることもできますがどちらかと言うと請負契約で仕事を取れるのは PHP の方が多いという意味ですね。

フリーランスになる時も基本的には案件の多い言語を選ぶべきという考え方をした方がいいです。なので PHP がRubyのように案件数が多い言語を選ぶようにしましょう。

フリーランスエンジニアとしてどうやってお金を稼いでいくのかはこの記事にまとまっています。

harv-tech.hatenablog.com

就職のために何としてもエンジニアになりたい場合

今現在職に就いていなくて今後就職するためにプログラミングを勉強するという人はRubyをやるのがおすすめです。

なぜかと言うとRubyの求人が多いからです。多くのプログラミングスクールもRubyのコースを1番を推していることからもそれが読み取れます。

これから先エンジニアとしてずっと働きたい場合

これから先エンジニアとして就職してエンジニアとしてキャリアを積み上げていきたいという人はプログラミング言語の選び方が少し難しくなります。

例えば Python を勉強すれば今後増えるであろう機械学習エンジニアのニーズに応えることも出来ますし、Rubyのような案件数の多い言語を学べばまず最初の数年間はRubyでプログラミングのコツをつかむということもできます。他にもGo言ったような最近使用が増えている言語を選ぶという選択肢もあります。

これについてはこの記事では紹介しきれないのでまた別の記事で紹介しようと思います。

harv-tech.hatenablog.com

自分でWebサービスを作りたい場合

自分で Web サービスを作りたい場合は Ruby を勉強することをお勧めします。Rubyの場合Ruby on Railsというフレームワークを使えば他の言語と比べて比較的簡単に Web サービスを開発することができます。

プログラミングを学ぶというより Web サービスを作るということが目的の場合においてはいかに早く簡単に Web サービスを作れるかという視点で言語を選びましょう。

Web サービスではなく iOS アプリを作りたい場合はSwiftという言語を選びましょう。

子供の教育としてプログラミングを学ばせたい場合

子供の教育としてプログラミングを学ばしたいという場合には Raspberry Pi やイチゴジャムのような子供向けのプログラミングキットを使いましょう。

一般的に検索して出てくるプログラミング言語というのは仕事で使うプログラミング言語の場合が多いのでそういった言語は子供向けには難しすぎます。

Raspberry Pi やイチゴジャムのようなプログラミングキットはそのプログラミングキット1つで子供がプログラミングの勉強することができます。

効率よくプログラミングを勉強するテクニック

プログラミングの習得に必要な期間が約3ヶ月間から6ヶ月間と説明しましたが、その期間中挫折せずにプログラミングを勉強するためには効率よく勉強する方法を知っておくことが重要です。

プログラミングの勉強方法は独学なったりスクールに通うといった方法があります。これも自分の目的に沿って選ぶことが必要になります。

間違った勉強方法を押してしまうと途中で挫折してしまったりするのでどのような勉強方法がいいのかをこちらの記事で読んでみてください。

harv-tech.hatenablog.com

初心者にオススメのプログラミングの教材

色々なプログラミングの教材が出てきています。もしかしたらプロゲートというサービスを聞いたことがあるかもしれん。

ブログなどの紹介記事でもプログラミングを始めるならとりあえずプロゲートから始めましょうといった紹介が多くありますが、実はとりあえずプロゲートからというのはあまり良い選択ではありません。

というのもプロゲートをやっただけではエンジニアとして就職することは結構難しいからです。安いからというわけで中途半端にスタートしてしまうと結局プロゲートをやり終えた時に次のステップが全然見えてこないというような状況になってしまうんです。

もちろんプロゲートもとても良い学習教材なので実際に触ってみてどんな感じかをチェックしてみてほしいのですが他にもプログラミングスクールなどに行ってみて無料相談でスクールの話を聞いてみるのもおすすめです。

筆者がおすすめのプログラミングスクールについてはこちらの記事でまとめています。

harv-tech.hatenablog.com

harv-tech.hatenablog.com

オンラインのおすすめ教材はこの記事に書いています。

harv-tech.hatenablog.com

初心者にオススメのプログラミング本

プログラミングそのもの自体を本で学ぶというのは難易度が高く挫折しやすいのであまりおすすめしていませんが、プログラミングの概論であったりプログラミングに関わる仕事の仕方であったりについての本はプログラミングの勉強と合わせて並行して読んでいくのをおすすめしています。

プログラミングの勉強に飽きたタイミングだったり休憩がてらに読んでおくと知識の幅が広がって最終的には就職や転職がしやすかったり案件を取りやすくなっていたりします。

初心者の人におすすめの本はこちらにまとめています。

harv-tech.hatenablog.com

プログラミングの未来予測

最後にプログラミングという業界の未来予測をしてみましょう。

今後プログラミングがどうなっていくのか、エンジニアの人数は増えていくのか、その辺りを説明していきます。

エンジニアの給与はどうなるのか?

2019年の4月時点ではエンジニアの有効求人倍率は約7倍という調査結果があるほどエンジニアのニーズは強くあります。

その結果上述したようにフリーランスエンジニアの月収が簡単に100万円になったりするというケースもちらほら出てきています。

もちろんこの月収100万円というのはフリーランスエンジニアとして経験を積み実績を上げていった人が達成できる水準ではありますが事実としてエンジニア給料は上がっていっています。

なぜエンジニアの給料が上がっていっているのかと言うとエンジニアが不足しているからということに尽きます。 エンジニアの人口が減っているというわけではなくむしろ増えていっているのですが、エンジニア人口の増加スピードをはるかに上回るスピードで需要の方が増えているのが現状です。

Web サービスやアプリだけにとどまらず IoT といった全てのものがインターネットにつながるという時代が来ているためどんな会社にもインターネットを扱えるエンジニアが必要になってきているからです。

さらにこれから先 AR や VR のようにいろんなものがバーチャルに代替されていくと言われていますよね。この AR や VR を作るのもエンジニアの仕事です。

つまり機械学習を始め IoT や AR/VR といった分野からエンジニアの需要はますます上がっていきます。特に覚えておきたい点としては IoT でも VR でも何においてもサーバーサイドは必須だということです。

サーバーサイドについては記事の前半で紹介しましたがデータを扱ったりする裏側のシステムを作る仕事のことです。どんなデバイスであってもサーバーサイドは必ず必要になるためサーバーサイドエンジニアの需要は右肩上がりであると予想されます。

したがってエンジニアの需要が増しているのでエンジニアの給与も高くなっていくでしょう。

プログラミングはAIに代替されるのか?

AI がいろんな職業を奪っていくという話を一度は聞いたことがあるかもしれませんがエンジニアの場合はどうでしょうか。

エンジニアはそもそも AI を作っているのにそのAIにエンジニアが職業を奪われるということはあり得るのか。その答えはあり得るが全てではないということです。

例えばプログラミングにおいても難易度が低いプログラミングと難易度の高いプログラミングの二つに分けることができます。難易度が高く人が入らなくても恋愛に任せればプログラムをかけてしまう部分に関しては確実に AI が仕事をしてくれるようになるでしょう。

しかしその一方で複雑な処理を書いたりサービスの使用を元にプログラムを改善していくと言ったような高級な仕事に関してはやはりエンジニア自身がプログラミングをする必要があります。

AI が代替する仕事の特徴として単純作業だったり計算だったりは代替しやすいと言われていますよね。プログラミングという仕事は単純作業でもなければ計算の作業でもありません。なので AI にプログラミングの仕事を全て奪われるということはおそらくありえないのであまり心配しないでいいと思います。仮に AI がプログラミングをするようになったとしてもその頃にはそれに対して対応が取れるような状況になってるはずなので大丈夫でしょう。

海外のエンジニアに職を奪われるのか?

プログラミングは世界共通の言語であるため国は関係ないです。 つまり日本人であろうがアメリカ人であろうがインド人であろうがベトナム人であろうがプログラミングができれば人種が全く関係ありません。

特に5年前ぐらいからベトナムにオフショアという開発会社を立ててベトナム人にプログラミングをしてもらうということが一般的になってきている会社もあります。

なぜベトナム人に仕事を依頼するのかと言うとベトナムの方が人件費が安いからです。従って前々から日本人のエンジニアは東南アジア人のエンジニアに負けてしまうのではないかという議論が定期的にされています。

しかし現状だけで言えば仕事を奪われるどころかますます仕事が増えてきています。

そうなっている原因としてはベトナム人と日本人の仕事の仕方にあります。一般的にはやはり日本人の方が綺麗なプログラムを書く人が多くてベトナム人に仕事を依頼するとプログラムの管理が難しくなってしまうというデメリットがあったりするんです。

また日本人は日本語でしかコミュニケーションしない企業が多いためベトナム人だったり海外のエンジニアとのコミュニケーションコストがかかってしまうので結局日本人のエンジニアを採用したりするわけです。

本当はもっとグローバルにいろんな国のエンジニアな人と働ければ楽しいとは思うんですが、なかなか日本においては日本語でのコミュニケーションが一般的なため日本人のエンジニアのニーズの方が強いんです。

もし仮に日本人全員が英語でコミュニケーションを普通に取れるようになった場合日本人エンジニアと海外エンジニアの差がなくなってしまうので、海外のエンジニアに仕事を奪われる可能性は増えていきます。

ですが急激にそんなようなことになることはないのでまず安心しといていいと言えますね。

トータルで考えるとエンジニアにとっての未来は明るい部分が多いです。しばらくは有効求人倍率も高く売り手市場が続くと考えられますね。