プログラミングとデザイン、スタートアップの話

プログラミングやデザイン、スタートアップ関連についての雑記

ブログ開設2週間で1万PV、売上1万円を達成するために意識した1つのこと

筆者は複数のブログを目的別・ジャンル別に分けて運用しているのだが、その中に今後の収益の軸となるためのブログを2週間前程に作成し、2週間で1万PV・売上1万円弱(2万PV・売上2万円弱/月の着地予想)だった。

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初動としての数値は良く、このまま順調に伸びれば初月で2万PVまでは伸ばせることになる。どのようにしてブログ開設2週間ででこの数字を作ったのかをTipsとして紹介する。ブログ開設初月はなかなかPVが伸びず、モチベーションを維持することが大変だと思うので、この記事が少しでも参考になれば嬉しい。

検索ワードxはてブの両取りを狙う

先ほどのブログでは中長期的な収益源に育てることを目的としているため、基本的にはオーガニック検索流入からの集客を狙った記事の書き方をしている。つまり、検索ワードをしっかりとタイトルに取り込み、新米ブログでも検索上位表示を狙えるキーワードを選ぶなどと言ったことだ。このTipsは本記事の内容とずれるため、詳細は下の記事に譲る。

harv-tech.hatenablog.com

しかし通常、SEOを意識した記事をいくら書いても最初の2週間で1万PVを達成できるようにはならない。1日1記事更新したとしても、1記事あたりの集客が平均して約50PV/日も必要になる。新米ブログでこの数字を達成することは非常に難易度が高い。

では、どうすればいいのかというと、はてなブックマークとSEOとの両方を上手く使う意識が必要となる。これは単純に「ホットエントリーに入ってバズでPVを稼げ」というものではない。なぜなら、バズは短期的な集客で終わってしまうからだ。一度バズ集客で味をしめると、あなたのブログには集客のための資産が貯まらないため、永遠とバズを狙うための記事を書き続けなければいけない。これは賢明な判断とはいえないだろう。

はてブとSEOを両取りするというのは、「オーガニック検索流入が見込めるタイトル・内容」と「はてブで盛り上がるタイトル・内容」を上手く組み合わせることだ。単純にはてブでフィーチャーされることだけを狙ったものでは、オーガニック流入が見込めないのでダメだ。

SEOを考慮した記事がはてブで盛り上がると、新米ブログとして非常に大きい効果がいくつも得られる。まず、はてブがより多くついた記事は検索上位に表示されやすい。上位表示される理由はアクセス数と被リンク数だ。

はてなブックマークをうまく使って集客強化をする

はてブがより多くつくことはアクセス数が短期的ながら伸びることを意味し、かつ被リンクが増える。筆者の過去の経験上、はてブが0件の記事と30件の記事では検索結果の表示順位に大幅な差が出ている。具体的には、前者だと検索結果の3,4ページ目だったものが後者だと1ページ目に来るといった具合である。

これによってはてブ経由の短期的な集客だけではなく、その後の検索流入に繋がり新規ブログでも早々からオーガニック流入を獲得できるようになる。また、これは記事単体の話だったが、複数の記事にはてブがつくことによって、サイト全体への被リンク数も増えるため、サイト全体のSEOも強くなる。

はてブがつくことは単純にはてブから被リンクを貰えるということを意味しない。はてブで100ブックマークを超えるとGunosyやSmartnewsなどのニュースポータルサイトやキュレーションメディアからの被リンクにまで広がるため、SEOとしてサイトが育つのだ。

このようにしてはてブとSEOの両方を意識した記事構成にすることで、ブログ開設初期段階から一番良い角度での成長曲線を描ける。

繰り返しになるが、単純なはてブバズでは意味が無いことに注意して欲しい。あくまでSEOを意識した記事をいかにはてブ内の人たちが読みたいものとして提供できるかということだ。

収益源はアドセンスとAmazonアフィ

これ以降は補足情報として紹介する。ブログ開設2週間での収益は主にアドセンスとAmazonアフィリエイトだった。

少し知識がある人なら売上1万円という情報と、収益チャネルの情報からアドセンスでいくら、Amazonでいくらという大まかな計算はできるだろう。アドセンスのPV当たり単価は一般的に0.2円〜0.4円と言われているので、そこから計算すれば良い。今回紹介しているブログのPV単価もその範疇である。

アドセンスでブログ運営者ができることは少なく、広告の位置やサイト全体の記事コンセプトなどしか扱える変数がない。一方、Amazonアフィリエイトは自分の記事の書き方次第で様々な商品を扱えるため、自由度が高い。したがってAmazonアフィリエイトに挑戦していない人は一度ブログ初期段階でもチャレンジしてみても良い。

この記事で紹介しているブログでは、その多くは書籍関連の商品を紹介していた。

雑記ではなく、ジャンル特化型を意識する

こちらも補足情報だが、ブログ初期から雑記的にやるのはあまりおすすめしない。

「今日からブログ始めてみます。何書いたらいいかわからないけど」みたいなのは一番終わっている。

食なのか、エンタメなのか、ビジネスなのか何でも良いのでできる限りサイトコンセプトがぶれないように記事を書き続ければ、徐々に読者がついてくる。いろんなことを雑多に書いているブログよりも、何かのジャンルに絞って詳しく書かれているブログの方が講読してみようという気になるからだ。

大まかで良いのでサイトコンセプト・ジャンルは絞るようにしよう。

おわりに

最後の2つは補足程度のものなので、とにかく最初のはてブとSEOの両取り作戦を意識して記事を書いてみて欲しい(はてブに載りたいからといって、スパムはしてはいけない)。2週間ほどブログを毎日更新して、内容もしっかりしれいれば自然とはてブがつくようになってくるのだ。

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