24歳在宅フリーランスITエンジニアが単月100万稼ぐための具体的な案件獲得方法
2018年8月22日更新
フリーランスエンジニア(いわゆるITエンジニア/Webエンジニア/プログラマー)として24歳から1年弱ほど活動し、活動開始数カ月後には単月100万円ほどの受注額に到達しました。フリーランスとして活動して4年程経ちますが、今も継続してその受注額は維持しています。
どうやれば単月100万円を稼ぐことができるのか、という具体的な方法を全て無料で公開します。
100万円稼ぐって難しそうと思うかもしれません。でも、効率の良いやり方をすれば確実にその目標は達成できますよ。
最初は繋がりのある人から案件をもらう
フリーランスITエンジニアとして活動を始める時には、できるだけ早く案件を獲得し、自分の心を落ち着かせたいという気持ちになります。
そういった心境の際に心強いのが、今既に持っている人脈、ネットワークの中から案件を紹介してもらうことです。
人と人のつながりというものは馬鹿にできず、最初の取っ掛かりとしては非常に案件獲得可能性の高い手法です。
私の場合はこれまでインターンや正社員などで勤務経験のあった会社とその会社に属している社員の方に声を掛け、自分のような人材を求めている所がないかを探っていきました。
Webエンジニア、ネイティブアプリエンジニアともに人材市場のニーズは未だに強いため、比較的この手法だと案件を見つけやすいです。
最初の案件は人月単価30〜50万程度を目安にしておいて問題ありませんでした。業務委託のエンジニアの市場平均額に比べると人月単価30万円だと安いかもしれませんが、私の場合は年齢も若く、30代のエンジニアに比較するとスキルも見劣りします。
クラウドソーシングのサイトのようなめちゃくちゃ安い単価でもないし、最初の取っ掛かり・実績作りとしては十分の条件です。
実績を積み上げさえすれば後から人月単価交渉を有利に進めていくことができるので、最初の1ヶ月は我慢すればOKです。
フリーランスITエンジニア向けの案件紹介エージェントを利用する
知人から紹介してもらうことができれば一番手っ取り早いのですが、デメリットもあります。
知人の紹介の場合には友達価格で仕事を依頼されることがあったり、案件の契約まで時間がかかることがあります。
そこで便利なのがフリーランスITエンジニア向けのエージェントです。
僕は最初運良く友人に案件を紹介してもらうことができましたが、最初のクライアントを紹介してもらった後は、その案件の開発と平行してフリーランス向けの案件紹介エージェントを利用していました。
自分のネットワークではリーチできないクライアントにリーチし、人月単価をアップすることが目的です。
エージェントは紹介できる案件が豊富であり、単価も高いものが多くそろっています。
エージェントを使うことで比較検討できる案件の数が増えるので、「A社では人月80万円の条件を提示してもらってるので御社が85万円だしてくれたら契約します」というアイミツを取ることができます。
100万円稼ぐために必要なことは、交渉でこちらが有利な立場に立つことです。
そのためには複数のエージェントからできるだけ多くの案件を紹介してもらって、クライアントからの提示条件をかき集めましょう。
今のエンジニア市場は売り手市場です。企業はエンジニアが喉から手が出るほど欲しています。
うまくエージェントから案件情報を集めれば、有利な立場で交渉を進めることができ、結果的に単価をアップすることができるんです。
高単価でフレキシブルな条件の案件が見つかるエージェント
100万円という目標を達成するために使えるエージェントを厳選してピックアップしました。
4年間のフリーランス生活の中で数多くのエージェントを利用してきましたが、エージェントには得手不得手があることがわかりました。
Web系に強い、SIer系に強い、リモートワークに強いなどです。
その中で高単価な案件を得意とし、かつ勤務条件がフレキシブルなエージェントは以下の3つです。
この3つに登録しておけばあなたの目標は達成できます。
1. Midworks
週4日以上の稼働が必須なエージェントが多い中、Midworksは週3日の案件を多数持っています。
週3日で高単価な案件なので、稼働時間に対するレバレッジが効きます。
中にはリモートワークの案件も多少扱っているので、効率よく働くことも可能です。
月100万円以上稼いでいるフリーランスエンジニア仲間が何名かいますが、みんなMidworksには登録していて、常にエージェントから案件の情報を仕入れています。
稼ぐためのコツは、高単価案件の情報を定期的に教えてくれるエージェントとつながっておくことなんです。
今やっている案件が月60万円だったとしましょう。
案件をやっているとなかなか他の案件を探す時間が取れません。そしたらずっと月60万円のままです。
ですが、Midworksのようなエージェントに登録しておけば、あなたは案件の開発をしてる間に月80万円の案件を教えてくれます。
そしたらそっちにスイッチすればOKというわけです。
稼げる人は全部自分の手でやろうとしません。うまく周りの力を利用するんです。
なんでも自分一人でやろうとすると月100万円は稼げません。うまくエージェントの活用しましょう。
2. レバテックフリーランス
Midworksと同時に登録しておくべきエージェントがレバテックフリーランスです。
レバテックは案件数が圧倒的に多いので、希望条件に沿った案件が見つかりやすいという特徴があります。
そして何よりも高単価な案件が多い。これが僕が継続して利用している最大の理由ですね。
同じ案件であっても、実は案件単価というものはエージェントによって異なります。なぜ同じ案件でも単価が違うのかというと、
- 案件を依頼する企業とエージェントとのパワーバランス
- そのエージェントが案件の直受けか二次受けか
- エージェントがエンジニアを紹介する際のマージン料
この3つが単価を決定する要素だからです。
レバテックフリーランスが高単価案件を沢山紹介してくれるのは、業界大手だからエージェントの力が強く、ほとんどが企業からの直受けの案件で、マージンが低いためです。
何が言いたいかというと、フリーランスとして働くエンジニアのために最も良い条件で案件を紹介できるような企業努力をしているということです。
このおかげで高単価かつ開発内容が良い案件を私は紹介してもらうことができました。
週3日からの案件も多数あるので、Midworksと組み合わせたり、次に紹介するWorkshipと組み合わせるのがオススメです。
リモートワークに最も強いのはMidworksですが、単価面ではレバテックフリーランスが強いので、両方登録してみて案件を考えてみるのが効率的です。
3. Workship AGENT
Workshipは週1,2日の案件を取り扱っている唯一のエージェントです。
Midworksで週3日稼働の案件をやりながら、他の2日をWorkshipの案件で埋めるというのが正攻法です。
週5日の案件を契約してしまうと、1つの案件だけで売上が決まってしまいます。これはフリーランスにとってリスクです。
リスクヘッジのために案件は2つ以上パラレルで持っておいて、フットワークを軽くしておきましょう。
しかもWorkshipはリモート案件が多いので、めっちゃ効率よく稼ぐことができますよ。
さいごに
案件の獲得チャネルというものは複数個あるため、それぞれの組み合わせをバランスよく使いながら案件を探すようにしましょう。
知人、エージェント、スカウト型サービスをうまく駆使すること。
複数のエージェントから案件をたくさん提示してもらい、交渉で有利な立場に立てるような状況を作ること。
自分一人で案件を探すのではなく、周りの力をうまく活用すること。
これがフリーランスとして100万円を稼ぎ出すために必要なことです。
まずは気になったエージェントに登録するところからはじめてみましょう。