アラサーWebエンジニアが副業をして得たこと・辛かったこと
副業を検討しているエンジニアの人に、「副業実際にやってみてこんな感じだったよ〜」という内容をお伝えすべく、この記事では良かったことも悪かったことも含めて、できる限りリアリティのあるエンジニアの副業話を書いていきたいと思います。
先に結論を書いておくと、副業はエンジニアのキャリアアップ・スキルアップに繋がるからチャレンジには大賛成だけど、結構たいへんな面も多いから用法用量を守ってやりましょうね、という感じ。
本業に加えて副業をやるというのは思った以上に大変で、副業先からしれっとフェードアウトしちゃうみたいな人も見てきました。「あれ、あの人連絡つかないな」みたいな。
そうなったら自分自身にも企業にも良いことはないので、できるだけ副業に対して理解を深めておきたい所です。
- エンジニアが副業をした時のメリット
- 視野が広がる・新しい視点が増える
- 技術を盗める(コードは盗んじゃ駄目だよ)
- 組織風土の勉強になる
- 転職先を効率的に見つけれられる
- エンジニアが副業をした時のデメリット
- 純粋な労働時間増による疲弊
- オンライム中でもメッセージ等で気が散る
- マインドシェアが複数分割されることによるストレス
- 副業を初めてする時の3つの心得
- 契約稼働時間は週1日から始めてみよう(月32時間〜40時間)
- できるだけリモートOKの所にしよう
- 副業先でのつながりを大切にしよう
- 副業を見つけられるマッチングサイト
- Workship
- ITプロパートナーズ
【最新情報】Midworksのリモートワーク案件が無しに【フリーランスエンジニアエージェント】
本サイトでも「唯一リモートOKの案件が見るかるフリーランスエージェント」としてオススメしてきたMidworks ですが、とても残念なことに今後は常駐案件のみを取り扱うという速報がエージェントの担当者から入ってきました...。
リモートがなくなってしまうのは非常に残念です。
しかしMidworksの良さである「稼働条件や単価の良さ」「稼働日数の柔軟性」「福利厚生」は引き続き継続ということで、今回の変更内容の経緯をまとめていきます。
リモート案件は正式サポート無しに変更
2018年8月10日、担当の営業から「これからは基本的には常駐案件のみを取り扱うことになった」という一報が...。
これまではリモートワークの案件も多数あるということを1つのアピールポイントとしていたのですが、今後はリモートワーク案件はなくなってしまうとのこと。
リモート案件がなくなった経緯
なんでリモート案件がなくなったのかということを担当に聞いてみた所、「クライアントの要望で常駐が条件のものが増えてきた」という理由でした。
リモート案件を取り扱うエージェントはMidworks くらいしかなく、Midworks も相当頑張ってきたんだと思います。
しかしクライアントの常駐というニーズがあまりにも強く、リモート案件だけではエージェントとしても成り立たない状況だったようです。
それでもリモートを見つけたい場合
ただ、エージェントとの交渉次第でリモート案件も見つけることができるとのこと。
リモート案件には注力しないですが、クライアントとの調整の中で突発的にリモートでの募集が起こることがあるそうです。
なのでMidworks に登録してみて、リモートワークが無い時は常駐案件を契約しつつ、担当の人にはリモートがあったら教えてくれと言っておけば紹介してくれます。
リモートは無くなったが、その他の柔軟な案件は継続
リモート案件の取り扱いはなくなってしまいましたが、他の魅力は引き続き継続なのでご安心ください。
他のエージェントでリモートを扱っている所はないですし、その他の条件で比較するとMidworksは今でもとても良いエージェントです。
単価も高く、稼働日数の調整もききます。
自由度の高い条件で高単価な業務を見つけたい場合には、まずは無料会員登録してみて、担当の人と話をしてみましょう。
会員登録や話をするのは無料なので、実際にどんな案件があるのかを聞いてみてください。
他のエージェントの比較
他のエージェントととの比較をしてみましょう。 (横スクロールできます)
エージェント | リモート案件 | 最低稼働日数 | 単価 | 福利厚生 | 業界 | 副業案件 |
---|---|---|---|---|---|---|
Midworks | 僅か | 週2日〜 | ◎ | ◎ | Web・SIer | 多い |
レバテックフリーランス | 無し | 週4日〜 | ◎ | ○ | Web・SIer | 無し |
ギークスジョブ | 僅か | 週4日〜 | △ | 無し | Web | ほぼ無し |
ポテパンフリーランス | 無し | 週4日〜 | △ | 無し | Web | 無し |
フォスターフリーランス | 無し | 週4日〜 | ○ | ☓ | SIer | 無し |
このように比較するとリモート案件がなかったとしても、Midworks は以下の点で他のエージェントより良いポイントがあります。
- 稼働日数の柔軟さ
- 福利厚生で実質年収UPができる(年間60〜80万円)
- Web系の質の高い案件が多い
- 副業として案件を探すこともできる(パラレルでのサブ案件も)
一度話を聞いてみて損はないですし(むしろ聞かない方が損する)、下記から公式サイトで登録できるのでチェックしてみましょう。
あなたにオススメの記事
24歳フリーランスエンジニアが月収100万を達成した方法 稼ぐための優良エージェントがまとまっています
WEB系フリーランスエンジニアとして20代で年収1000万円を達成したコツ【エージェント活用編】
エージェントを使い効率的にお金を稼ぎつつ技術力を向上させるためのコツを紹介しています
【土日で稼ぐ】エンジニアのための在宅の副業案件を今すぐ探す方法
2020年1月18日更新
エンジニアなら、副業で10〜20万円ほど月収を上げたいですよね(間違いなく上げれます)。
副業を考えている人によくある悩みが「良い副業案件はどう探せば良いのか」ということです。
おそらくあなたには本業があるので、副業探しにはあまり時間は取れないですよね。
でも時間を掛けずに、スキルが伸ばせて単価が良い案件を見つける方法があるので安心してください。
これまで私が副業案件をがんがん獲得してきた方法をお教えします。
この方法なら副業探しに時間を取られずに、土日や平日夜で働けるプロジェクトを見つけることができますよ。
最短で2週間後には副業をスタートすることができるので、参考にしてみてください。
エンジニア向けの副業探しマッチングサイトを使おう
この記事の後半で紹介しますが、エンジニアが副業を探せるサイトが最近数多く出てきています。
その中でもサイトが使いやすく、かつ高単価で面白いプロジェクトを掲載しているマッチングサイトを使いましょう。
マッチングサイトというのは、イメージとしてはWantedlyのような感じのサイトが多いです。
会員登録すればプロジェクトを見ることができて、そこに単価や諸条件が書いてあるので気になったらお気に入りに保存して企業から連絡があるかを待つ形式ですね。
エージェントと違い、誰とも面談をしなくていいし、サイト上で全て完結します。契約もエージェントを介さずに直接企業との契約になるのでマージンを抜かれることも有りません。
エージェントは担当者の人が案件を探してきてくれるので自分の時間を使わないで良いというメリットがありますが、エージェントが面倒という人はマッチングサイト型を使うのがオススメですね。
エンジニアの副業案件が多いエージェントを使おう
エージェントなら案件探しに時間を取られない
自分の経験上、副業を探す時にはできるだけ自分の時間を奪われない方法で案件を探した方がいいと断言できます。
というのも副業をするということは本業があるわけで副業探しに充てられる時間には限りがあります。
家族がいる方の場合は平日の夜や週末には家族サービスもしないといけないですし、最短工数で副業探しができるにこしたことはありません。
エンジニアのエージェントを使えば最初に申込をしてスキルシートを書けば後はエージェントが案件を持ってきてくれるのであなたは案件を選定するだけで済みます。
「探す」という作業が最も時間を取られるので、そこはエージェントの力を借りてしまうのがベストなんです。
エンジニアの副業案件を扱うエージェントは実は少ない
副業探しに使うエージェントですが、実はあまり副業案件を扱っているエンジニア向けエージェントは多くありませんのでご注意を。
今最も多いのが転職エージェントとフリーランス向けのエージェントなので、間違ってそっち側のエージェントには登録しないようにしましょう(対応が面倒なので)。
エンジニアの副業が見つかるエージェントはこの記事の最後に紹介するので、そちらを参考にしてもらえれば間違いないです。
しょぼい案件は掴まされるな
案件を提示された時に気をつけたいのが「しっかりと案件を見極めること」です。
エージェントにももちろん色々な思惑があります。ノルマ達成のために適当な案件を提示してくる可能性もあります。
エージェントから案件を提示されたら、以下のポイントで見極めましょう。
- 報酬額は適正か(Web系エンジニアなら最低3,500円〜、モバイルアプリ系エンジニアなら4,000円〜)
- 事業は安定しているか
- エンジニアの技術環境は整っているか
友人の紹介もいいが、時間がかかる
探すのに苦労するのは本末転倒
なぜかエージェントを毛嫌いする人もいますが、エージェントを使わないとしたら自分で案件を探すしかありません。
Wantedlyのような求人サイトで案件を探したりする人もいますが、あまり副業の求人案件は載っていないので案件数x合格率の式に当てはめると非常に厳しい戦いだということがわかるでしょう。
どうしてもその企業で働きたいなら話は別ですが、副業をやってエンジニアの技術を伸ばしつつお金を稼ぐという目的だけならエージェントを使う方が楽に目的を達成できます。
友人の紹介に関しても同様で、そういった話が出てくるかどうかはわかりません。今すぐにそういった話があるならもちろんそちらも話を聞きに行った方がいいですが、案件探しに時間をかけ過ぎないように注意しましょう。
友人価格になる可能性もある
友人に紹介してもらったり、友人の会社を手伝うと融通は効きますが、友達価格でやってほしいというパターンになりかねません。
友人価格だけは絶対にやってはいけません。それがあなたの価値を表しているからです。
エンジニアとして適正な価格で案件を請け負う自信と責任を持ちましょう。そうすれば、副業を続けていくうちに単価も上がっていきます(経験談)。
エンジニアの副業案件が見つかるエンジニアのための厳選エージェント
冒頭で説明した通り、副業案件を持っているエージェントに登録するようにしましょう。
以下に紹介するのは実際に私が過去に紹介を受けてきたエージェントなので、ご安心を。
それと1つ注意ですが、エージェントは複数登録しておくのが◎。1つのエージェントだけではカバーしきれない案件などを網羅的に探すことができるので、最低2つ登録しておくと案件探しはスムーズになります。
同じ案件でもエージェントによって提示報酬が違ったりしますしね。僕の場合は3つ程は常に登録しておいて、案件が常に比較できるような体制にしています。
エージェントは無料で使えるので、登録してスキルシートさえ送っておけば良い案件を見逃すリスクを減らすことができます。
とはいえ5個も登録しても対応が大変なので、3つ登録しておくのが労力もかからず、いい情報を常に手に入れるために丁度良いです。
土日だけ!週1だけでもOK! Workship
この記事で紹介するエージェントの中で一番オススメなのがWorkship。
数あるエージェントの中で唯一、週1副業ができるエージェントだからです。
土日だけ副業したいとか、平日夜と土曜日だけとか、日曜日だけちょっと働きたいといういまのエンジニアのニーズにバッチリ答えてくれます(ほんとオススメ)。
ただし、これまでの業務経験が見られるので実務未経験の方はむずかしいかもです。
言い換えれば、2〜3年のプロジェクト経験があって、副業でもちゃんとしたパフォーマンスが見込める人は良い案件を紹介してもらえます。
厳選されたクライアントで、技術が磨けて予算が大きいのが特徴。予算が大きい=単価が良いということですね。
使い方もシンプルで気になる企業にチェックをつけてマッチングがあるまで待っておくだけです。
変にスカウトがきたり、エージェントにやいやい言われることがないので「もう少ししたら副業したいし、情報キャッチアップしておくか〜」という温度感の人にもオススメ。
登録・利用も完全無料なので、一度登録してスキル入力をしてみましょう!
Workshipは副業探しにはピッタリだから騙されたと思って一回登録してみて。でもWorkshipだけだと案件に偏りがでるから、他に紹介する3つの中からあと1つくらい選ぶのがいいよ!
リモート副業が見つかる!ITプロパートナーズ
Workshipと同じくらいオススメできる副業エージェントがITプロパートナーズ。最近の副業ブームで利用者も続々増えているそうなんですが、ITプロパートナーズが副業エンジニアに人気の理由がこちら。
- リモート案件が見つかる
- 週1、2日勤務のような柔軟な条件の案件が多い
- ベンチャー企業が多く、技術力を伸ばせる
- 副業でも月20〜30万円稼げる
リモートで働ける企業と多数繋がりがあるというのが最大の特徴。リモート案件がこれだけ揃っているのは、数あるエージェントの中でほぼ唯一と言っていいです。
実際にサイトに公開されている「リモートOK」の案件数は2019年3月時点で59件(ちなみにこれは公開可能な案件のみの数。会員登録してエージェントと面談をすれば非公開案件を教えてくれます)。
ITプロパートナーズに掲載されているリモートOK案件の一例をあげておきます。
- 週2日・一部リモート可能!自社エンタメサービスを担うGoエンジニア募集!
- フルリモート可能!経験豊富なUnityエンジニア募集!
- 打ち合わせ以外リモート可能!有名女性メディア運営会社にてRubyエンジニア募集!
- MTG以外はリモート勤務可能!全国のママと子どもを支えるPHPエンジニア募集!
- ★週2日×リモート★自由なライフスタイルで旅行Webサービスを創りたいフロントエンドエンジニア募集!
ご覧の通り開発言語や事業領域も幅広く、「副業で月収を上げつつ、今いる会社では身につけられない技術を伸ばしたい」ということができます。
副業先の企業は、企業成長が順調なベンチャー企業や開発力が高い企業が多いです。例えばエンジニアの方ならご存知かもしれませんが、技術力に定評があるエウレカなど。
基本的にクライアントからの直受け案件になるので高単価が保証されています。よくあるSESの多重請負構造のようなエージェントではないので。
Workshipの場合は登録して案件とのマッチングを待つ形式ですが、ITプロパートナーズの場合は登録後にエージェントとの面談で希望の条件を伝えます。
条件に合う案件をエージェントが探してきてくれるので、近いうちに副業をスタートしたい!という人には特にオススメ。
「ちょっと副業に興味があって、条件に合うのがあれば話を聞いてみたい」くらいの温度感の人も一度登録してみるといいです。というのも、実際に話を聞くのは無料ですし、一歩踏み出してみると色々と見えてくるものがあるからです。
思ったより面白い案件が見つかったり、気になっていた企業が実は副業エンジニアを募集していた、みたいなことが結構あります。
個人的にはWorkshipとITプロパートナーズの両方に登録してみて、両方で様子を見るという戦略がイチオシです。
Workshipは「待ちの戦略」、ITプロパートナーズは「攻めの戦略」で使い分けるのがオススメ。Workshipにスキル登録してマッチングを待ちながら、ITプロパートナーズの方ではササッと面談で希望条件を済ませてエージェントに案件を紹介してもらおう。
Another works(アナザーワークス)
最後にイチオシのサイトを1つご紹介。
アナザーワークスは副業・複業特化の複業マッチングプラットフォームです。
大きな特徴として、先に紹介した2つはエージェントでしたが、アナザーワークスはエージェントではありません。
エージェントではなく、マッチングのプラットフォームです(Wantedlyのような感じ、といえばイメージしやすいでしょうか)。
つまり、エージェントのような案件紹介の担当者はおらず、サイトに登録して気になる企業とコンタクトを取るだけでOKです。
エージェントが仲介しているわけではないので、契約報酬のマージンを取られる心配もありません。
契約した報酬の100%があなたの報酬になる、というのが大きな特徴です。
使いやすく、めちゃくちゃ良いサービスだなーと思って早速使っているのですが、まだ新しいサービスなので案件数がそこまで多くはないんですよね。
これから案件数も増えていくという話だったので、上記の2つに加えて一旦登録しておくのが良いと思います。
実際に登録して気になった企業とマッチングするとこんな感じでメッセージのやり取りができます。
案件の特徴としては、スタートアップが多い印象です。
Googleから初めて日本のスタートアップとして出資を受けた某A社なども入っていて、面白い企業が多いです。
会員登録すれば案件はすぐに見られるので、ぜひ見てみましょう。
副業・複業専門のサイトだから案件が見つかりやすい!
アナザーワークス
・副業,複業特化のマッチングプラットフォーム
・専門なので、もちろんリモート案件もある
・週1、2の案件ももちろんあります
・企業との直接契約なのでマージン抜かれない
3つのエージェントを書きましたが、エンジニア側は完全無料で使えるので使い倒しましょう。登録の優先度をつけるとしたら
エージェント | 優先度 | リモート | 稼働日数 | 案件数 | 補足 |
---|---|---|---|---|---|
Workship | A++ | ◎ | 週1〜 | 多 | 週1、リモート、土日が希望なら一番オススメ |
ITプロパートナーズ | A+ | ○ | 週1〜 | 多 | 週1or2日&リモート希望なら登録しておきたい |
アナザーワークス | A | ◎ | 週1〜 | 少 | エージェントを使いたくない人におすすめ |
といった感じですね。まずはエージェントに登録して副業探しの第一歩を踏み出してみてください。なんだかんだで探し始めてから見つかるまでには1ヶ月〜2ヶ月かかることもあるので、登録だけでもしておけばスムーズにスタートを切ることができるので頑張ってみてください!
おすすめのサイトをおさらい
アナザーワークス
・副業,複業特化のマッチングプラットフォーム
・専門なので、もちろんリモート案件もある
・週1、2の案件ももちろんあります
・企業との直接契約なのでマージン抜かれない
フリーランスに少し興味がある人はこちらの記事がオススメです
【比較】効率よく月100万稼ぐためのフリーランスエンジニア向けイチ押しエージェント
- 月100万円稼ぐにはエージェント選びが重要
- フリーランス向けエージェント1: レバテックフリーランス
- フリーランス向けエージェント2: Midworks
- フリーランス向けエージェント3: ギークスジョブ
- 中でも一押しはMidworks
月100万円稼ぐにはエージェント選びが重要
フリーランスエンジニアとして効率よくお金を稼ぐためには良いエージェントに出会うことが必須です。自分の力だけで営業して案件を獲得し続けることができればマージンも取られないのでいいかもしれませんが、正直案件探しの営業はかなりハードです。
自分で案件を探すこと自体に労力がかかりますし、アポ調整等にも時間が取られます。エージェントをうまく活用すれば、営業に当てる時間を開発に使うことができる分、稼ぎも大きくなります。
エンジニアニーズが逼迫する中、フリーランスエンジニア向けのエージェントもかなりいろいろな種類が出てきており、正直玉石混交になってきています。変なエージェントに申し込んでしまうとエージェントからあなたに室の悪い案件紹介の営業がひっきりなしに来てしまい、逆にその対応コストがかかってしまうので注意が必要です。
良いエージェントに出逢うことができれば高単価かつ開発内容も楽しい良質な案件を紹介してくれるため、
エンジニアはコードを書くだけじゃない
ヘボいエージェントは純粋な開発案件しか紹介してくれません。エンジニアの業務内容はコードを書くだけではなく、コードレビューや技術選定、育成、組織マネジメントなど多岐に渡ります。
フリーランスとして効率よくお金を稼ぐためには70〜80%は開発案件にしつつ、残りの20〜30%はコンサルに近い業務を請け負うことをおすすめします。
通常の開発の単価が時給4000〜6000円の相場に対して、コードレビューや組織マネジメント、技術顧問等の単価は時給10000円を超える相場になります。つまりコンサル系の業務も紹介してくれるエージェントを探す必要があります。
一般的に開発経験が5年もあればコードレビューや組織マネジメントの案件を請け負うことが可能です。それほど今は若手エンジニアが増えてきていて、育成に困っている企業があるんです。
良いフリーランサーは複数案件をパラレルで契約する
間違ってもやったらNGなのが1案件週5日で契約してしまうことです。せっかくフリーランスエンジニアとして働くなら、いろんな組織の開発を見て自分の血となり肉となる経験を積んだほうがフリーランサーとしての成長が見込めるからです。
少なくとも2社、できれば3社くらいと契約ができれば広い視野で技術を磨くことができます。
エージェントを複数登録して比較することで見えてくる
各エージェントには得意不得意があります。カバーしている企業も違うため、できる限り広い視野で案件を探すためには2〜3つのエージェントに最初は登録しておいて、徐々にメインエージェントを絞っていくのが成功の秘訣。
エージェントを複数登録するメリットは他にもあります。エージェントAとエージェントBでアイミツを取りながら、単価交渉をすることができます。
「Aの持ってきてくれる単価は時給5000円だから、Bが6000円の案件持ってきてくれたら契約するよ」といった交渉が可能になります。引越しの見積などでアイミツを取ることが常識なように、交渉で相手より優位な立場になるためには必ずアイミツが大切になってきます。
フリーランス向けエージェント1: レバテックフリーランス
稼げる案件ならレバテック。僕もだいぶお世話になりました。
最近JR山手線などの中吊り広告でも見かけるレバテックフリーランスですが、エージェント業界トップクラスの案件数があり、信頼が置けるエージェントです。案件数は他のエージェントと比較して頭一つ抜けており、8万件以上の案件を取り扱っています。
フリーランサーからすれば8万件も案件があたっとて...という気もしますが、案件数が多いということはそれだけ自分とマッチ案件に出会える可能性が高いということです。報酬が高い案件や勤務地も幅広く、登録しないと損するエージェントの代表です。
Midworksとは違って常駐案件の比率が多いことが特徴ですが、常駐で高単価の案件を狙っている人にはおすすめです。リモート案件ももちろんあるのでご安心ください。
記事冒頭にも書いた稼ぐ秘訣のコンサル系案件もレバテックフリーランスは持っていて、自分も何件か紹介してもらっています。コードレビューや技術顧問系の案件をやりたい場合にもおすすめのエージェントになります。
フリーランス向けエージェント2: Midworks
最近最もおすすめなエージェントから紹介しましょう。Midworksは勤務形態や条件面の幅広さがNo1です。エージェントによっては「週4日・常駐」が最低条件の案件しか持っていないところも存在しますが、Midworksなら週3からの案件も多数あるので、パラレルで案件を持ちたい場合には活用できます。
最近のフリーランサーのニーズもうまく捉えていて、リモートワーク可の案件も持っています。リモート案件についてはエンジニアとしてのこれまでの実務経験によって紹介可否がわかれるようですが、十分リモートワークでも稼働が可能だと判断された場合にはそういった案件を紹介してもらうことができます。
他のフリーランスエージェントにはない特筆すべき特徴もあります。Midworksのコンセプトとして、「会社員と同等の福利厚生をフリーランサーにも提供したい」という想いがあるようで、交通費3万円/月や書籍代1万円/月の必要経費支援という制度があったり、各種保険を50%負担してくれる労使折半制度や会計ソフトfreeeを無料で使えたりすることもできます。
ひとことでMidworksの特徴を述べるなら、「最新のフリーランサー事情を汲み取った柔軟なエージェント」という印象です。
フリーランス向けエージェント3: ギークスジョブ
リモート案件にも力を入れているのがギークスジョブです。東京大阪を拠点に営業所を構えており、社員数名のスタートアップからメルカリのようなメガベンチャー、リクルートのような大手企業までカバーしています。
最近ではフルリモート案件を希望するフリーランサーも多く、まだそのニーズに応えられる案件を持っていなかったり、サポート体制が整っていないエージェントが多い中、ギークスジョブはフルリモート案件でも手厚く案件探しをサポートしてくれるので、地方でフルリモートで働きたい人にも人気です。
中でも一押しはMidworks
どのような条件でフリーランス案件を探しているかによってエージェントの選び方は変わってきますが、基本的には上で紹介した3つのエージェントに同時登録してみてコンタクトを取り、案件を比較しながら探すのが最初はおすすめです。私自身の経験則上、そうすれば希望条件が叶う案件に出会える確率が確実に上がってきます。
ここで紹介しているエージェントはそれぞれ得意、不得意があるものの(稼働最低日数やリモート条件など)、どれも良質案件を持っているエージェントです。どれか1つだけ選べと言われば、現時点ではMidworksをピックアップします。
理由は稼働最低日数が3日〜の案件に対応しているのとリモート案件もカバーしている、福利厚生のサポートも受けられるという点が他のエージェントに勝っているためです。
ただし、繰り返しにはなりますが1つのエージェントにおんぶにだっこだとリスクが高いため、最初は2つ以上のエージェントに登録するのが良いと思います。Midworks以外のエージェントはどちらが自分に合いそうかどうかで大丈夫です。
あなたにオススメの記事
24歳フリーランスエンジニアが非常駐で月収100万を達成した方法
当ブログの一番人気記事です。フリーランスエンジニアとして活動する前の注意点なども書いてます。WEB系フリーランスエンジニアとして20代で年収1000万円を達成したコツ【エージェント活用編】
エージェントを使い効率的にお金を稼ぎつつ技術力を向上させるためのコツを紹介しています年収1,000万フリーランスエンジニアの案件/収入ポートフォリオってどうなってるの?
フリーランス2年目に突入。実際のポートフォリオを公開しています。知らないと損する、プログラマーが副業でお金を稼いで技術を磨く方法
副業をするなら賢い方法でやりましょうという話を書いています。
年収1,000万フリーランスエンジニアの案件/収入ポートフォリオってどうなってるの?
フリーランスエンジニアとして2年目の下半期に突入。これまでの収入は、
1年目(2016年): 年収900万円
2年目(2017年8月現在): 年収1,200万円着地見込み
といった感じ。
約一年前に『月収100万円がアベレージで稼げるようになった』という内容の記事を書きましたが、そのペースは無事維持しています。
この記事を公開して以降、ありがたいことに多方面からコンタクトがあり、その中にはフリーランスエンジニアとして活動されている人から「どんな感じで稼いでるの?」という質問もたくさん頂きましたので、今回は実際の案件・収入ポートフォリオをざっくり公開します。
- 案件/収入ポートフォリオ
- 保守案件が収入アップに繋がるワケ
- 保守案件を獲得するための開発案件とは
- エージェントは大手だけではなく、新興系エージェントも漏らさないように
- ほぼ不労所得の保守契約をまずは1つから
- おすすめ・人気の記事
フリーランスが甘いんじゃなくて、あなたが甘いだけだと思う
『誰も教えてくれなかった「フリーランスは厳しい」ではなく「甘い」という真実。』という記事がぷちバズってますが、この記事には概ね反対ですね。
この記事には、
自分の戦闘力が上がっていないことに気づいていた。関わるプロジェクトも増え、なんとなく忙しく過ごし、サラリーマンよりも自由にインプットしているはずなのに。相対的に弱くなっている気がした
とあり、その原因は、
フリーは現在のスキル・リソースの切り売りだ
と述べられていますが、フリーランスとしての仕事の関わり方次第で自分の戦闘力はコントロールできます。
自分自身、フリーランスになった時に気をつけたことなどがあり、過去こちらの記事で紹介しています。
例の記事ではフリーランスとしてどの職種のことを指しているのかわかりませんが、仮にフリーランスプログラマーだった場合、以下の点に気をつければいいです。
- 案件を詰め込みすぎない
- 関わるチームの見極め
- 伸ばしたいスキルが伸ばせる案件を取る
- フリーランスエンジニアにおすすめの記事
ブログで本当に稼げるのか、50個のブログの収益報告から平均値を出してみた
ブログの収益報告されている情報を集めまくってブログの収益報告の平均統計を出してみました。数値を出してわかったことをまとめています。結構なボリュームになったので、時間がある時にでもお読みください。
上図: 今回調べた50のブログの平均PVの推移
月末月初になると各ブロガーさんが運営ブログの収益報告を発表したりしていますが、1ヶ月ごとに色んなブログからの情報が来るためにまとまった情報を調べたいと思ったことがキッカケです。ブログ運営をしていて、アドセンスやアフィリエイトでお金を稼ごうと思っている人の参考になれば。
Webに公開されている収益報告情報をとにかく調べて、Excelにポチポチと数字を入力していく作業は大変でしたが、調べていく内に各論としての「稼げるブログと稼げないブログの違い」が見えてきたり、集めた数字から総論として「ブログで稼ぐためには何が大切なのか」が少し見えてきました。
ブログ運営を長くやってる方からすると既知の事柄も多いかもしれませんが、ブログ初心者の方などには自信を持ってオススメできる内容になりました。noteとかでの有料販売を考えましたが、なんか嫌なのでブログで公開します。なので、この記事が参考になると思った方は周りのブロガーの皆さんにシェアしてあげてください(笑)
- 情報の集め方
- ① n数
- ② ブログのタイプ・ジャンル
- 結論: 半年やれば40,000円くらい稼げる
- ちゃんと記事を書き続ければ20,000円/月くらいにはなりそう
- 割に合うと思う?思わない?
- 最初の3ヶ月を耐えられるかどうか
- 3ヶ月経つまではアナリティクスを見過ぎないように笑
- 1記事あたりの集客力が伸びるのは4ヶ月経ってから
- 伸びる記事と伸びない記事
- 選択と集中
- 雑記型ブログと特化型ブログのどちらが良いか?
- 特化型はリターンが大きく、雑記型は安定感がある
- 個人的には特化型推し
- アドセンスとアフィリエイトどちらが良いか?
- アドセンスとAmazonから始めればOK
- 独自ドメインとはてなドメインのどちらが良いか?
- 今からブログをやるなら独自ドメインで
- お名前.com
- 今からブログをやるなら独自ドメインで
- 1日1記事かければ、1年後には月の収益が10万円になる
- KPIは「記事数」
- ■あなたにオススメの記事
アフィリエイト商品リンクをそれっぽく貼れるデザインスタイルを作ったので公開
Amazonや楽天などはカエレバのようなアフィリエイト商品リンクをお洒落に見やすくするツールが存在するのですが、
A8やアクセストレードのようなアフィリエイトASPや、アフィリエイトじゃない普通の公式サイトへの紹介リンクなどのスタイルを綺麗にしてくれるものがあまりなかったため、自分で作ったので公開します。
- HTML
- CSS
- 今後もアイテムパーツ公開してきます
- ■これからWordpressでサイトを作るなら
- ▽レンタルサーバー
- ▽ドメイン取得
- ■これからWordpressでサイトを作るなら
- ■あなたにオススメの記事
フリーランスITエンジニアの私が実際に使ってよかったおすすめエージェント
24歳フリーランスエンジニアのharveyです。フリーランスとしての活動を1年弱ほど行い、月収100万円を達成した過程については過去の記事でご紹介しました(24歳フリーランスエンジニアが非常駐で単月100万の売上を出すためにやったことなど)。
過去の記事の中でどのような方法でフリーランスエンジニアとしての案件を獲得したかということをご説明しましたが、
今回の記事ではその中でもエージェントについて詳しくご紹介します。
案件紹介型エージェントには良し悪しがあり、あまりクオリティの高くないエージェントだと微妙な案件ばかりが集まってくるので雑音になってしまいます。
できるだけ希望条件を早く提示してくれるようなエージェントだけを私の過去の経験から3つ紹介します。
- エージェントに登録するメリット・デメリット
- レバテックフリーランス
- A-STAR
- ギークスジョブ
- さいごに