【6年目突入】フリーランスWebエンジニアとして心身共に健やかに生きる為にやってきたこと
フリーランスWebエンジニア生活が6年目に入りますが、周りには増々フリーランスITエンジニアが増えてきました。
そんな環境の中、フリーランス2〜3年目で気持ちが弱っちゃったり、体に不調が出たりしてフリーランスをドロップアウトする人も見てきました。
他にも、お金を稼ぐということに目が眩んで、技術レベルが落ちてしまい、結果的にWebエンジニアとしては魅力がなくなっていく人も大勢見てきました。
今、Webエンジニアとして会社員で働いている人でも、フリーランスに興味がある人は多いと思います。実際にそのような相談がどんどん増えてきました。
個人的にはフリーランスWebエンジニア生活が性に合っていて、とても良い働き方だと思っていますが、長くフリーランス生活を続けていく上で失敗もたくさんしてきました。
収入面・健康面において安定的なフリーランスWebエンジニアを続けるために必要なことを「仕事」「健康」「家族」の3つに分けて、この記事では紹介していきます。
フリーランWebスエンジニアの仕事
まずはフリーランスエンジニアとしての仕事の面から。フリーランス6年目というと、だいたい中堅くらいになると思います。
開発だけしない。収入源のポートフォリオを拡張する
フリーランス生活の年次が上がる毎に、収入源を1つずつ増やすようにしてきました。
フリーランス1年目の時は開発案件に集中して、数社のサービス開発をやり、フリーランス2年目に入ったら、ブログ運用を開始。
3年目は技術アドバイザー、4年目は一般的な金融商品の投資...と言った具合です。
テーマとして共通しているのは、「いかに自分の時間と経験にレバレッジを掛けて収入を増やし、自由に使える時間を増やすか」ということ。
仮に開発だけを数年間やっていた場合、時給は4,000円、5,000円、6,000円...と上がっていきますが、労働集約的な働き方からは抜け出せません。
コードを書いて納品するという開発者としての業務の場合、単価はだいたい120万円/月で高止まりします。120万/月はあくまでトップ層のアッパーなので、まあ一般的には80万円〜100万円/月あたりをウロウロするフリーランスエンジニアが多いです。
つまり、年間1,000〜1,200万円の売上となり、年収が上がる見込みはなく、下がる可能性だけが残るという状況になるわけです(売上1000万円だから手取りだともっと少ない)。
なぜ単価が下がる可能性のみが残るかというと、中長期的に見た時のエンジニア人口の増加(直近数年間は需要増の構図ですけどね)や自分のスキルアップの低減化が懸念されるからです。
ご存知の通り、このご時世ですと幼稚園児や小学生、中学生がプログラミングをやっています。学校の授業でちょっと習っている程度なら気にすることはないですが、小学生からスクールに通ってゴリゴリとコードを書いてる若造たちがいます。
幼稚園児が嬉々としてIchigoJamをやっていたり、小学生が目を輝かせてラズパイを触っていたり、「将来の夢はプログラマーなんだ!」なんて言っている現実があります。そんな彼らは10数年後に我々と同じ土壌にやってきて、一緒に働くことになります。高校生がリモートアルバイトでゴリゴリコードを書くことは容易に想像できます。
"手のひらにのせられる大きさの、プログラミング専用こどもパソコンです。IchigoJamにテレビとキーボードをつなげば、すぐにプログラミングを始められます。
インターネットへの接続や難しい設定は必要ありません。初心者向けプログラミング言語BASICを使っているので、事前にプログラミングの高度な知識や技術を学ぶ必要はなく、気軽にプログラミングを体験できます。また、抵抗などの部品を基盤にはんだ付けして組み立てて、電子工作を体験することもできます"
このような未来予想図に対し、フリーランスエンジニアとしての生存戦略を考えないといけません。そこで僕は「コードを書く」という仕事以外にも、エンジニアとして外部顧問をしたり、採用や育成のアドバイザー業務をやったり、ブログ、投資のような収益ポートフォリオを少しずつですが拡張してきました。
フリーランスはいわば「株式会社じぶん」と見立てることができます。株式会社じぶんの事業リスクを減らすためには、複数の事業・取引先が必要です。
Webエンジニアの人なら、新しいプログラミング言語や技術の習得を定期的にやっていると思いますが、それと似ていますね。Railsだけの仕事しかできなくなるのは危険だからgolangを勉強するとか、pythonを勉強するとかです。これもエンジニアとしての技術ポートフォリオを拡張していることになります。
最近、フリーランスWebエンジニア仲間と話しているとnoteを始めている人が増えたり、Udemyにコンテンツ販売をしたり、CHIPのようなファンクラブサービスで若手の育成に携わったりしています。
フリーランスWebエンジニア生活が5年目くらいになってくると、「いつまでも案件探してずっとコード書いてても収入に頭打ち感があるなあ」という認識になってくる人が多いというわけです。
まあこれは一般的によく言われることですが、売上ポートフォリオはできるだけストック収入の方がいいです。不労所得と言い換えられるかもしれません。例えば、noteやUdemyでのコンテンツ販売は一度作ったものが資産(コンテンツ)となり、自分の稼働時間とは関係なくお金を稼いでくれます。それとは対象的に、プログラミングのメンターとかの場合、結局自分がその時間は稼働しないといけないので、自分の時間にレバレッジをかけることができません。
その売上がストックなのかフローなのかということは、ポートフォリオを組んでいく上で欠かせない視点として僕は考えています。
案件探しのための信頼できるパートナーを見つける
フリーランスWebエンジニアは年に数回、新しい案件を探します。
僕の場合は3ヶ月契約を1サイクルにしている場合が多いので、年間4社のクライアントと契約を新たに結びます。
1社決めるために平均4〜5社は実際に会って話を聞き、条件面等を比較検討します。つまり、年間20社くらいとお話をしているわけです。
この20社を自分の力だけで選ぼうとすると、クライアント探しだけで疲弊します。僕がフリーランスWebエンジニアになりたての頃、Wantedlyのような求人サイトや友達経由での紹介で案件を探していた時がまさにそうでした...。
諸条件の交渉や面談の設定とかを各社に対してやっていくということが結構大変なんです。毎回アポ調整をして、経歴について説明して、単価について交渉して...というのは慣れるまでは想像以上に疲れます。特に金額のところとか。単価について両者の折り合いがサクッと決まればいいですが、調整が入ることも多くあります。面談の担当者に決定権がない場合とかだと「ちょっとこの単価だと微妙なラインなので、一回持ち帰らせてください()」みたいなことがあり、意思決定まで時間がかかります(こちらは悠長に待ってられないのに)。
そこで解決策として使い始めたのが、フリーランスWebエンジニアのエージェントです。僕も初めてエージェント使う時は、エージェントがどういったものなのかよくわかってなかったんですが、簡単に言えば「フリーランスがタダで使える案件探し代行」です。
自分だけで案件を探す場合、案件のリストアップからしないといけないのに対して、エージェントの場合はめちゃくちゃ多い案件DBを持っているので、そのDBの中から自分の条件にフィットする案件を見つけて、クライアントと繋いでくれます。
しかもクライアントとの面談日程調整や単価の交渉、契約延長の交渉とかはすべておまかせでOKなのがとてもいいです。面倒なことはやらずに済み、自分の時間を圧倒的に増やすことができるようになりました。
色々なエージェントを使ってきましたが、数年間使っていると、そのエージェントの中で信頼できる人が何人か見つかるようになりました。今でも3〜4人の担当者の方とは仲良くさせてもらっていて、案件について相談したい時には連絡を取って紹介してもらうようにしています。
エージェントの活用方法については下記の記事で詳しく説明しています。
魂を売らない。収入より技術を大切にする
フリーランスWebエンジニアになった途端、お金に目をくらませる人がいます。
高単価の案件を重視して、稼いだお金で金融投資を初めて、毎日チャートばっかり見ているみたいな人です。仮想通貨がバブった時期にはそういった人がめちゃくちゃ増えましたし、仮想通貨の熱が過ぎた今でもFXや株式投資などに時間を取られ、技術の向上が疎かになっている人はいます。
フリーランスになったら常にお金のことは考えないといけないし、生き方は人それぞれなので好きなようにすればいいんですが、僕自身はあくまでも「エンジニアを主として成長していく」ということを決めています。
言い換えれば、技術の優先度を落としてまで、お金や他のことを優先しないということです。
なんでこういう方針になったかというと、実は僕自身も上述の人たちのような経験をしてしまった反省があるからです。
フリーランスWebエンジニアとして月100万円以上稼げるようになってしばらくしてから、「あれ、このお金もっと増やせるんじゃね」みたいな考えになったことがあります。お金をいっぱい稼げるようになると、人はもっとお金を稼ぎたいと思うようになる生き物なんですね、きっと。
「もっと稼ぎたい、もっと稼ぎたい」という気持ちが強くなり、どうやったら年収2000万円、3000万円になるのかを考えるようになり、色々なことに手を出しました。
そうなった結果、自分の技術を磨く時間が大幅に減り、1年たった頃には自分で痛いほどわかるくらいに「あれ、1年前と同じコードしか書いてなくね?むしろ、ちょっと書けなくなてね...?」みたいな焦りが出てきました。
そうなるのは当たり前ですよね。開発案件を選ぶ時も”80万円の新しい技術チャレンジができる案件"よりも"自分の今の技術で120万円稼げる案件"をやってましたから(笑)。
そもそも開発案件自体でスキルアップの機会もない中で、それ以外の時間は株式投資のことを考えていたりしたわけで、エンジニアとして成長できるわけがありません。
こうなってしまうと2年後、3年後には60万円の開発案件しかできなくなります。エンジニアとしての市場価値が下がっているからですね。
「こりゃやべーぞー」ってことでそこからはスイッチを入れ替え、やっぱり自分はエンジニアとして技術を磨いて、そこから出せるパフォーマンスでしっかり稼げるようにしようと決めました。
方向転換してからは、新しい技術的なチャレンジをたくさんできるようになり、その結果エンジニアとしての能力が伸び、案件の単価も右肩上がりになっています。
それと連動してよかったのは、開発の案件だけじゃなく、上述したようなアドバイザー業務などもできるようになりました。自分の幹となるスキルが伸びると、幹から派生したスキルで別の稼ぎ方ができるようになります。
そうなるとうまく売上のポートフォリオが組めるようになって、それぞれの収益源も大きく成長していくようになりました。
フリーランスWebエンジニアになる人の多くは「稼ぎたい!」という思いがあると思いますが、そのバランスを崩さないようにするというのが、フリーランスエンジニア生活を長く継続していく上では大切なんじゃないかなと思います。
安売りしない。相場をチェックし、自分の単価を定期的に見直す
フリーランスエンジニアとして一番悩んだのが「自分の単価の決め方」です。
時給4,000円なのか、時給5,000円なのか。それとも4,500円なのか。時給500円の差は月の売上に換算すると約10万円の違いにもなるので馬鹿にできません。
単価は案件を契約するときに毎回決めないといけないんですが、まず基本的な構図はこうです。
「単価はできるだけ下げたい企業 VS 単価を上げたいフリーランスエンジニア」
当たり前ですが、企業はできる限り人件費(外注費)を下げたいです。「もうちょっと単価下がりませんかね...」みたいなことが日常茶飯事です。
「時給4,000円までしか出せないんですよ」みたいに最初から上限が決まっているケースもあります。その企業の業務内容が魅力的だったり、今案件探しに困っているという状況だったらあなたはどうするでしょうか?
転職市場と同じで、フリーランス案件の単価決めの時には「前の案件での単価」が1つの参考指標になります。
一回単価を下げてしまうと次の単価に影響が出てきてしまうわけです。
僕が昔やってしまった失敗があります。案件探しにちょっと疲れていた時に、サービス内容も開発内容も面白そうな企業に出会うことができた時です。面談をしていて「開発めっちゃ楽しそうだし、周りに優秀な人も多いからこの企業いいかも」と思ったのですが、単価の話になった時に「うちはベンチャーだから3,500円くらいまでしか出せないんだよね...」と言われました。
僕はヒジョーーに悩みましたが、「案件の内容が楽しそうだし、自分のためにもなるから今回は安めでもいいか」と結論を出して、その企業と業務委託契約を結ぶことにしたわけです。僕がやっていたこれまでの案件単価と比較すると、3500円はランクダウンでした。
実際にその企業での案件は楽しかったんですが、次の案件をさがす時にそれがネックになって少し苦労するハメになって反省をしています。次の単価の1つの参考指標になるということもそうだし、一回そういった経験をすると、それが癖になってしまうからです。
「3500円でも収入的にはなんとかなっているし、まあいいか」みたいな経験をしてしまうことで、自分のハードルがガクッと下がってしまったんです。もっと単価を上げていきたいというモチベーションにも翳りが出てきまうし、一回自分のハードルを下げたことは色々なところに悪影響がでました。
仮に時給6,000円に到達することを目標にしている場合、そこに向かって進むためには自分を安売りすることはしないほうがいいでしょう。かと言って自分のスキルに見合わない単価を提示しても採用してくれるところなんてないので、「自分の技術レベルに適した単価からは下げないようにする」ということを意識するのが大切です。
自分に適した単価は知人のフリーランスに話を聞いてみるか、エージェントに登録して聞いてみるのがオススメです。
自分に親しいスキルセットを持つ知人がいて、単価まで教えてくれるような人がいれば聞いてみましょう。もしそういう人がいないなら、エージェントに登録して一回オンライン面談とかをすれば、相場も含めて教えてくれます。
フリーランスWebエンジニアの健康
フリーランスエンジニアは健康を崩す人が結構多いので、健康へのケアはめちゃんこ大事です。ちなみに、なぜ健康を崩す人が多いかというと、フリーランスは自由度が高いが故に、自己管理能力が問われ、それが低い人は健康に影響が出るから。
リモートワークと出勤のバランスを整える
フリーランスになったら、できるだけリモートで働きたいという人も多いと思います。僕は根っからのリモート信者で、毎日出社しないといけない案件とかだとストレスになるので基本的にはやっていません。
リモートの方が出社時間0分にできるから可処分時間が増えるし、自分にとって最高の環境を自宅に作れば、常にそこで最高のパフォーマンスを出せます(フリーランスになると定期的い案件が変わるため、働く環境が変わります。そういう意味で、自宅を最強の仕事環境にしてリモートで働くというのは大切。それかどこでも働ける強靭なメンタルを手に入れるかですかね)。
とはいえリモート偏重になると、あまりに運動不足になります。「片道30分の通勤が結構馬鹿にできない運動だったんだな」と痛感するくらいです。気がついたら体力がガクッと落ちていて、久しぶりに駅の階段を上ったら息切れするようなこともありました。
僕は結構出不精なんですが、同じように出不精のエンジニアの人って結構いると思います。土日は外に出なくても苦にならないし、ご飯はコンビニかUber eatsで食べるみたいな。
そういった人がフリーランスでリモートワークしかしなくなると、どんどん体力が落ち、健康状態にも影響が出てきます。一人暮らしだったりすると、運動面だけではなくて、コミュニケーション不足にもなります。言葉をほぼ発することなく、チャット上の会話で終わる日が続いてくると精神衛生上もよくありません。
そういった状態を避けるために、週に1日くらいは最低でもクライアント先に出社するようにしています。「自分で運動とかをすればいいんでしょ」と思うかもしれませんが、僕の場合は意志がそんなに強くないため、面倒な運動は結局徐々にやらなくなっちゃうことが多かったです。
だから、契約として「週1日は出社します」としてしまえば、自分のモチベーションに関係なく外に出る機会が作れるし、外に出た日は帰り道とかにブラブラしたりするきっかけになります。
リモートワークばっかりやっていた頃に思ったことは「なんやかんや仕事での人とのコミュニケーションって大切なんだな」ということ。顔をあわせて言葉を発してやりとりすることがほぼ0にするよりは、多少そういった機会を作ったほうが、仕事のモチベーションが続きやすいなあという感覚があります。
仕事を掛け持つことに慣れる
フリーランスWebエンジニアとして技術レベルを上げながら、売上も伸ばしていくために案件を掛け持ちしている人は多いです。
僕はフリーランスを始めた当初、1つの案件で平日5日の稼働をしていましたが、平日5日を2分割して2つの案件をやるようになってからは関われる会社の数が2倍になったことで、学べることが一気に増えました。
色々な会社の人たちと働くと、学べることも増えることがわかったので、それからはずっと案件は掛け持ちするようにしています。
ただ、案件を掛け持ちする時のデメリットがあります。1つの案件しかやっていない時はその業務について100%集中できるんですが、複数案件になった場合は頭の中も分割されてしまいます。
例えば、月〜火曜日はA社の案件、水〜木曜日はB社の案件、金曜日はC社の案件をやっていたケースだと、火曜日にA社の仕事をしてから次にA社の仕事をするまでに5日の間が空くので、A社の仕事についての感覚が若干鈍ります。
「あれ、先週どこまでやってたっけな」とか「5日の間に周りのメンバーはどれくらい開発進んだんだ?」とか。
テレビドラマの冒頭に回想シーンで先週の話を思い出す必要があるように、1週間の間が空いたら前の状態を思い出すというところからスタートしないといけません。
さらに、テレビドラマの場合は1週間話は進まないので前回のお話を思い出すだけで良いんですけど、仕事の場合はその期間中に進んだことや変わったことをキャッチアップして差分を埋める必要があります。
この独特な感覚はフリーランスとして掛け持ちをしてから徐々に慣れていかないといけません。社内で兼務とかをやっていた人は、その感覚が近いのでイメージしやすいかもです。
案件営業について上述したように、3ヶ月サイクルで案件を変える場合は年間20社くらい比較検討する必要があると書きましたが(1社決めるために5社比較する場合)、掛け持ちをする場合はその数は2倍近くになる大変さもあります。
とはいえ、なぜ慣れてくれさえすれば、多くの企業から技術を学ぶことができたり、繋がりができるという強力なメリットがあるので、まだ掛け持ちをやったことが無い人はチャレンジしてみると成長スピードがこれまでと変わると思います。
掛け持ちの案件探しの方法はこの記事で詳しく書いています。
http://harv-tech.hatenablog.com/entry/2016/07/31/223604
掛け持ちをする時のメンタルコントロールを早めに身に着けておくと、安定した精神状態でフリーランス生活を送れると思います。
お気に入りのカフェを見つける
僕は自宅だけではなく、週の半分くらいはカフェに出て仕事をしています。
自宅を最強の環境に仕上げたとしても、カフェで仕事するのは気分転換に良いです。
僕の場合、フリーランス生活の序盤で5つくらいのお気に入りスポットを見つけて、そこをローテーションして回るようにしています。
集中したい時は渋谷の○○、少しリラックスしながらやりたい時は新宿の○○といった感じですね。
自分なりのお気に入りスポットを固定化していくことで、毎回カフェ探しをする手間が省けます。
「今日はどこにいこうかな〜」って考えるのは面倒なので、できる限り固定化します。新しいカフェに行くと「んー結構うるさいし、ネット回線遅い」とかいうハズレを引いてしまう可能性もありますしね。
カフェがそんなに大事なの?って感じるかもしれないですが、長いフリーランス生活において、自分が気持ちよく作業できる場所のポートフォリオを組んでおくというのはとても大事です。
フリーランス仲間を大切にする
フリーランス仲間と飲みに行くというのは、日々のストレスを軽減する意味でも、仕事の繋がりを生むという意味でもとても大切だと思っています。
会社員の場合は、同じ境遇にいる人が社内に多くいるので、愚痴なり世間話なり相談事なりを同僚に言いやすいです。一方フリーランスの場合は、なかなかそういった人たちと物事を共有しづらいです。
そんな時に助かるのが同じフリーランス仲間です。やっぱり同じ境遇で働いている人は話が通じやすいし、相談事のときは解決しやすいです。
辛い時とか大変なときに頼れる仲間として、フリーランスエンジニア同士の繋がりは大切にするように心がけています。
定期的に飲みに行ったり、仕事を探している仲間が入れば、自分が過去に働いたことがある企業を紹介したり、逆に自分が紹介してもらったり...。
人脈は宝といいますが、フリーランスエンジニアにとってエンジニア同士の繋がりは結果的に自分を救うので、大切にしましょう。
フリーランスWebエンジニアの家族
フリーランスエンジニアになったばかりのときは独身で自由に働いていたんですが、その後結婚をし、子供がうまれて家族を持ちました。
家族ができると働き方ももちろん変化します。
仕事とプライベートの線引の自分ルールを作る
リモートワークで自宅で仕事をしていると、奥さんや子供からすると仕事をしているのか休憩しているのかパット見では判断がつきにくいです。
例えば午後7時ごろになったくらいのとき、パソコンに向かう自分に話しかけていいのかどうかもわかりません。もしかしたらまだコードを書いてるかもしれないし、ただネットサーフィンをしてるだけかもしれません。
僕が経験したのは「今は話しかけてほしくないな〜」というときに話しかけられたりすることもあったし、逆に「あ、今はただザッピングしてただけだから全然だいじょうぶだったのに」みたいなことが最初はありました。
特に前者の「話しかけてほしくない」っていうのは対処が必要です(会社で残業しているときに家族から話しかけられることなんてないですからね)。
夜8時くらいになっても仕事のキリがついていないときに、奥さんに話しかけられてそれにいつも通り応対してしまうと、奥さんからしたら「あ、別に話しかけてもいいんだ」と思ってしまいます(こちらはストレスなのに)。
だから、自宅作業のときは、仕事とプライベートの線引は明確にするようにして、お互いストレスにならないようにするのが大切です。
その方法は何でもいいです。イヤホンをつけているときは仕事中とか、このぬいぐるみを机に立てているときは仕事中とか。
「朝9時〜18時がオンタイム」みたいに時間で区切ると、どうしてもそのとおりに仕事が片付かないときとかがあるので、あまりおすすめしません(ざっくりはいいけどね)。
線引がなくてもストレスにならない人は拘る必要はありませんが、自分なりのルールを作っていくことは1つの仕事だと思います。
収入について定期的に伝える(全部ではない)
家族に収入についてどこまで開示するのかは、それぞれの所帯によって色々あると思いますが、僕が実際にやってみてよかったことを1つだけ紹介します。
前提として家族にフリーランスがどういったものかということを理解してもらう必要があります。
その上でやはり心配されるのは収入の面。会社員の場合、大きく給与は変わらないので家族もそれについて心配というか、あまり考えることはありません。
フリーランスの場合は、1ヶ月単位で収入が大きく上下します。先月は100万だったけど、今月は50万というケースもあれば、先月は80万だったけど今月は120万とか。
この変動は家族(奥さん)には、そのまま報告しないようにしています。というのも、収入の大きな変動は家族からしてみると過剰な刺激になってしまうからです。
大きく売上が上がった月でも、下がった月でもどちらにせよ奥さんにとっては強い刺激になってしまいます。
下がったときは「え、大丈夫なの」と思うし、上がったときは「じゃあ洗濯機買い換えたい」とか言い出す可能性もあります。
強い刺激はストレスになるので、長い目で見ると「フリーランス大変そうだから、会社員に戻ったら...?」といつか言われるかもしれません。
なので、収入についての報告は年に1回程度にするようにしています。
「家族が問題なく暮らせるお金はXX万円だから、それは約束する。だから心配しないでいい」程度にしておいて、細かい話はあまりするようにしていません。
「例えば月50万円は家族の口座に入れるね」という約束だけしておくわけです。そうしておけば、月70万の売上のときも、40万円のときも家族には何もストレスはかかりません。
僕自身がやることは、約束した月50万円を家族口座に入れれるように自分の売上を工面するというだけ。
100万円稼いだ月は半分を家族口座に入れ、残りは自分の口座に入れておきます。もし売上が少なくなってしまった月は、自分の口座に貯めておいたお金でカバーするといった具合です。
もちろん、税金のことを考慮した上でどうやってやりくりするかを考えてやりましょう。
できるだけ家族には負担をかけず、家族に「会社員よりフリーランスの方がいいね」と思ってもらえるように働き方もお金のことも調整していくのが、長くフリーランスエンジニアを続けるコツだと思います。
自分も家族も大切にしながらフリーランスWebエンジニアとして5年、10年、20年と仕事をしてくためには色々な工夫が必要です。そういった工夫も楽めるのもフリーランスの特徴だと思います。
会社員と違って、本当に「すべて」を自分で決めていくことは大変ですが、それでも僕はフリーランスとして色々な仕事に携わり、自分の好きなように働けるというのが好きです。
フリーランスエンジニアを20年後もやっているかはわかりませんが、少なくともこの7年間はとても楽しかったし、これからの10年間も楽しめそうです。
フリーランスエンジニアが増えていく中、多くの人がフリーランスエンジニアライフを楽しめるような世界になったらいいなあと思います。
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フリーランスWebエンジニアで失敗しないための3つのリスク対策
2019年4月29日更新
「会社員を辞めて、フリーランスWebエンジニアになろうかと思うんだけど、フリーランスって恐くない?」という相談は、僕の元に定期的に寄せられる多くの質問のうちの1つです。
たしかにフリーランスになると会社員時代のような定期的な収入は保証されないので、収入面に関して不安を抱いてしまいますよね(僕も最初はそうでした)。
でもこの「恐さ」というのは「フリーランスってよくわからない」という知らないことから来る恐さです。つまり、フリーランスWebエンジニアとして飯を食っていくために知っておくべきことや発生しうるリスクを把握していれば、その恐怖はなくなります(理解できるようになるので)。
何がリスクで何がリスクではないのかということをこの記事できちんと理解すれば、フリーランスWebエンジニアへの転身も一歩前に進むのではないでしょうか。
- フリーランスWebエンジニアになる前に把握すべき3つのリスク
- 順調なフリーランスWebエンジニア生活を送るために必用なこと
- 優秀なフリーランスWebエンジニアに共通する3つのこと
- フリーランスWebエンジニアとしてスタートダッシュを切る方法
- フリーランスWebエンジニアになることはリスクか?
フリーランスWebエンジニアになる前に把握すべき3つのリスク
これから会社員を辞め、フリーランスWebエンジニアになろうという一大決心をしようとしているあなたに、フリーランスWebエンジニアが知っておくべき3つのリスクを紹介しましょう。
僕自身6年間ほどフリーランスWebエンジニアとして飯を食ってまして、フリーランスWebエンジニア仲間が回りにたくさんいます。自分の経験と周りの知人の体験談を総合的に見て、考慮すべきリスクを3つまとめたので1つ1つ見ていきましょう。
案件が途切れて収入が一時的に0になる
会社員時代との最も大きな違いが「安定的な収入」です。
一般的に会社員時代には「仕事は与えられるもの、振られるもの」だったと思いますが、フリーランスWebエンジニアになると「仕事は自分で獲りに行くもの」という考え方にスイッチする必用があります(ただし、年に数回案件ハンティングをするくらい程度のことです。詳しくは後述しますのでご安心を)。
わかりやすい例を見てみましょう。
Aさんは現在○クルートという企業で4月〜6月までの業務委託契約を結んでいます。GWが終わり、5月も下旬に差し掛かる頃、7月からの案件を探し始めます。でも、梅雨が深まる6月中旬になっても目ぼしいクライアントが見つかりません。
ちょっとまずい匂いがしてきたぞ...ということでAさんは、今勤務している○クルートに7月から3ヶ月間の契約延長の打診を出しました。しかし残念なことに、既存プロジェクトは6月をもって開発がおちつくため、人員予算に余裕がないということ。契約延長は破棄されてしまいます。
焦る気持ちを抑えて再びクライアント探しに。Aさんには6月末までは○クルートでの案件があります。平日の日中は頻繁にクライアント開拓に出歩けません。そんな中でもなんとか合間を縫って何社かとアポを取り付けます。ですが、結局6月末になっても自分の希望に合うような案件が見つかりません。
時が立つのはあっという間。気がついたらもう7月。Aさんには今月分の売上はありません。とはいえ○クルートの案件が終わったこともあり、平日は案件探しのアポを入れたい放題なので毎日何社かと面談を行います。
頑張りの成果もあって無事、次の案件が決まりました。ただし次の案件はいますぐではなく8月のお盆明けから稼働です。Aさんはお盆明けまでの1ヶ月間、幸か不幸か夏休みとなりました。
これがフリーランスWebエンジニアに起こりうるかなりリアルな現実です(全員がこうではない)。
上の例のAさんは、7月のまるまる1ヶ月分の売上と8月前半の売上の合計1.5か月分をロスしてしまっています。仮にAさんが単月80万円の売上だった場合、120万円の機会損失というわけです。
この例から言えることは「案件営業(案件探し)のタイミングをミスると大きな損失になってしまう」ということ。
Aさんの技術レベルが決して低いからこのような結果になったのではなく、単に案件探しに失敗したという話です。契約の多くは「翌月から稼働お願いします」みたいなケースです。つまり面談〜稼働開始までのバッファを長くて1ヶ月ほど見ておかなければいけません。
さらに報酬の支払いは稼働月の翌月末であることが一般的なので、7月に契約完了して8月中旬から稼働開始の場合は、9月末にお金が振り込まれるという流れになります。このあたりの感覚は会社員とは全く異なるため、支払いサイクルを頭に入れて、案件探しをしておく必用があるというわけですね。
ちょっときつめな例をあげましたが、フリーランスWebエンジニアとしての生活に慣れてくるとこのような失敗を防ぐことができます。フリーランスになって1年目から失敗しないで生活できるようにするためのTIPSはこの記事の後半で紹介していますので、ぜひご覧ください。
単価を重視しすぎて技術が疎かになる
フリーランスWebエンジニアがやってしまう失敗その2が「単価と技術のバランス」です。「フリーランスになってめっちゃ稼げるようになったわwww」と言って単価ばかり優先してしまうと、自分の技術力が落ちていってしまいます。
フリーランスWebエンジニアになって案件を決める時には必ず「新しい技術を身につけられる環境か」を考えるようにしましょう。自分が今持っているスキルだけを使って仕事ができるということは、言い換えれば何も新しいことをしていないということになります。そうなると自分の市場価値は横引きもしくは下がっていってしまいます。
例えば、過去に作ったことがあるようなアプリの案件(月80万円)と、これまでに作ったことがないアプリの案件(月70万円)の2つがあった場合、後者を選択した方が長期的な目線で見るとGOODです。
あなたがこれから携わる案件は、これからあなたのポートフォリオ・職務経歴書にストックされていきます。ずっと同じようなサービスの開発をしていたり、同じ技術の使い回しをしているとポートフォリオの価値は下がり、結果的に市場価値が下がって単価に影響が出ます。
一方で案件ごとに新しいチャレンジ(プロダクトでも、技術でも、組織でもなんでもいい)をしていると、結果的に単価を上げることができます。1年後には先程の70万円の案件を80万円、90万円で請け負うことができるようになります(月20万円の売上アップは年収換算240万円も違いがでてきます)。
多くの人は、フリーランスWebエンジニアになると会社員時代に比べて稼げます。だからこそお金に目をくらませず、中長期的な視点で案件を選ぶことを覚えておきましょう。記事後半では、優秀なフリーランスWebエンジニアが案件を選ぶ時に見ていることリストを紹介しています。
コミュニケーションがストレスになる
フリーランスWebエンジニアになる時に知っておくべきことの3つ目は、「短期的に企業・プロジェクトを移動することによるコミュニケーションストレスがある」ということ。
会社員時代には入退社する人は一定数いるものの、ガラッと環境が変わることはありませんよね。これに対してフリーランスWebエンジニアの場合、最短で2〜3ヶ月単位で職場をスイッチしていきます。
勤務地はもちろんのこと、一緒に働くメンバー、机や椅子、風土まで変わります。特にメンバーに関しては心理的負担はある程度発生します。
「はじめまして」が3ヶ月おきにやってくることを想像するとちょっと面倒だなーとイメージがつくかもしれません。
とはいえ、逆に言えば合わない環境の場合は3ヶ月もしないうちに去ることができるのがフリーランスWebエンジニアのメリットです。
3ヶ月おきに職場が変わるのはちょっと大変そうという人は、契約更新を1年おきにしておけばそれほどストレスにはならないはず。
5年、10年同じ企業でずっと働いていたいという人はそもそもフリーランスにはならないと思いますが、1年単位とかで職場が変わりうるということは理解しておくべきでしょう。
順調なフリーランスWebエンジニア生活を送るために必用なこと
これからフリーランスWebエンジニアになる予定を立てている人が、意識しておいた方がいい3つの大切なことを列挙します。
フリーランスになった時のリスクを見ると少し怖いと思うかもしれませんが、きちんとした対策を取っていればリスクは軽減できます。周りのフリーランスWebエンジニアと話していても、フリーランスWebエンジニアが辛いから会社員に戻りたいという話はほとんど聞きません。つまりみんな充実したフリーランス生活を送れていて、会社員に戻りたいとは毛頭思わないわけです。
案件探しを手間をかけずに行う
フリーランスWebエンジニアにとって一番重要なのは「案件」です。案件が途切れてしまうと収入はなくなってしまうため、案件が途切れないようにすることを最優先に考える必要があります。
では、どうすれば効率よく案件を探すことができるのか。案件を探す方法は3つあります。
- 友人に紹介してもらう
- Wantedlyなどの求人サイトで自分で調べる
- エージェントを使う
この3つのうち、どれが一番効率的に案件を探せるでしょうか?答えは「エージェントを使う」です。
友人の紹介だけで案件を継続的に繋いでいくことは運と労力が必要です。友人の紹介ということで信頼できる企業を紹介してもらえるメリットはあります。ですが、常に紹介してもらえる企業があるとは限りません。友人だけを頼りにしていると「んーいまは紹介できそうなところがないな〜」となってしまうからです。
Wantedlyのような公開求人サイトで業務委託を募集している企業に応募するという方法もあります。この方法は定期的に案件をチェックするという意味ではやっておきたい方法です。とはいえ自分で常に案件を探すというのは手間がかかります。探す手間に加えて、面談調整のメッセージのやりとりや、報酬交渉などを全て自分でやらないといけないです。「ここで働いてみたい!」という指名レベルでの企業があればいいのですが、常に案件をウォッチするというのは結構疲れるもので、継続するのは大変です。
そこでフリーランスWebエンジニア向けのエージェントを利用するわけです。エージェントが良い理由は以下の通りです。
- 無料で使える
- 自分の希望に合わせて案件を探してくれる
- 面談調整もしてくれる
- 報酬交渉もやってくれる
エージェントを使えば、自分の手を動かすことなく案件探しから契約までやってくれるわけです。例えば今の案件があと1ヶ月後に終了するタイミングで「次はこんな案件に興味があるから探してくれませんか」とエージェントに一報入れておけば、次の案件が途切れないように全て調整してくれます。優秀なエージェントの場合は、こちらから連絡を入れなくても「次はこんなところどうですか?」といいタイミングで情報を持ってきてくれます。
これからフリーランスWebエンジニアになろうとしている人にとってもエージェントは是非活用したいところです。自分で案件を探すのは限界があり、手間がかかります。特に報酬交渉の所では、要領がうまくつかめず希望単価を下回るケースが多いです。エージェントを使えば、希望単価に沿った交渉を一緒にしてくれます。案件の数も膨大なので、その中から希望条件にあった案件を引っ張ってきてくれるので安心です。
友人に紹介してもらう、自分で探すという2つの方法も行いながら、エージェントをフル活用しておくと案件が途切れるような心配はなくなります。
知り合いの輪を広げておく
優秀なフリーランスWebエンジニアはフリーランスWebエンジニア同士のつながりを大切にしています。
フリーランスWebエンジニア同士で定期的にごはんに行ったり、連絡を取り合ったりして交流を取っています。なぜかというと、フリーランスWebエンジニア仲間が増えれば、フリーランスWebエンジニア仲間から案件に誘われたり、紹介してもらったりするからです。
ご存知の通り、エンジニア不足は深刻です。常にどこかの企業が「エンジニアいない?」と探しています。フリーランスWebエンジニアがフリーランスWebエンジニアを紹介して連れてくるというケースも多いです。
そういった時に自分の名前を上げてもらえるようにネットワークをしっかり構築しておきましょう。
スキルアップを怠らない
フリーランスWebエンジニアは技術で評価されます。人柄、性格よりも技術が重要視されます。
フリーランスWebエンジニアになって稼げるようになったあと、スキルアップを怠ってしまう人を何人も見てきました。そういった人は2年後、3年後にはどうなっているかわかりません。一方で優秀なフリーランスWebエンジニアは、自分の稼ぎにかかわらず日々技術を磨いています。
OSSへのコミットなり、プライベートプロダクトの開発なり、技術情報の発信なり、新しい技術へのチャレンジなり。
優秀なフリーランスWebエンジニアは週4日契約をして1日は技術研鑽DAYにしている人も多いです。週4日契約でも十分収入が稼げるので、残りの1日は自分の時間に充てるのです。
週4日契約+1日は自分の時間という組み合わせはオススメなので、是非検討してみてくださいね。
優秀なフリーランスWebエンジニアに共通する3つのこと
優秀なフリーランスWebエンジニアに共通することを把握しておくことも大切です。案件が常に舞い込んでくるようなエンジニアになるためにはどうしたらいいのかということを把握しておきましょう。
情報発信を継続する
仕事に困らないフリーランスWebエンジニアは情報発信を自分の日々の仕事の中に入れています。企業がフリーランスWebエンジニアを見る時のチェック項目は以下の通りです。
- Githubのコミットログ
- プライベートでの開発実績
- ブログ、Qiitaなどでの情報発信
職務経歴書だけでは企業は判断できないため、基本的にはソースコードを見たがります。
過去のクライアントとの業務で書いたソースコードはNDAの関係から公開できないことが多いため、公開可能なソースコードをレポジトリに公開しておくことが重要です。
優秀なフリーランスWebエンジニアだと自分でライブラリを作ってスターを稼ぎまくっていたりします。週5日フルで業務をしてしまうのではなくて、週1日はそういったオープンソースの開発に時間をあてたりすることがとても大切です。
派手な情報発信はいりません。粛々と自分の技術を示せるようなアウトプットを残しておくということが大切ということです。
市場価値向上に貢献する仕事を行う(技術向上を最優先にする)
だめなフリーランスWebエンジニアは目先の報酬を追い、優秀なフリーランスWebエンジニアは技術を追います。
お金に目が眩まないように強く意識しましょう。単価も良くて、自分の技術も向上できるような案件を見つけるのです。
仮に単価が少し低くても、家庭的な事情とかがない限りは技術を優先した方がいいです。その方が結果的に次の案件の単価があがるためです。
案件を決めるときには「今回の案件ではXXの技術を身に着けよう」という目標を立てましょう。その積み重ねが1年後の年収に大きな影響を与えます。
さらに繰り返しになりますが、平日の時間の使い方も重要です。お金を稼ぐために1日12時間案件に使うのではなく、自分の時間を使えるように余裕をもっておきましょう。
もしくは、週3日は単価優先の案件を入れておいて、残りの2日は技術が磨ける案件を入れるという方法もオススメです。
後に紹介しますが、最近は週2や週3OKの案件を取り扱うエージェントも増えています。案件ごとに目的を設定するというのは最近回りのエンジニアもよくやっています。
例えば、週3日60万円(時給約6000円)と週2日25万円(時給約4000円)のような組み合わせですね時給6000円の方は収入重視、4000円の方は新しいチャレンジをするという目的別に案件を持っておくと収入と技術のバランスが取りやすいです。
目的別にエージェントも使い分けておくというのが最近の主流です。
市場価値を上げるための案件を決める時には以下のような点を重視しましょう。
優秀なフリーランスが考えている案件の選定軸
- 急成長しているプロダクト、企業か
- 知名度のある大規模サービスか
- 技術的なチャレンジに寛容な組織か
- これまで自分がやったことがない開発が含まれているか
- 周りに技術を高めあえるエンジニアがいるか
- 技術を盗みたいと思えるエンジニアがいるか
クライアントに自分の価値を認めてもらう
たまにいるのですが、悪いケースとして「3ヶ月間の契約だし、流し気味で仕事すればいいかー」みたいなフリーランスWebエンジニアがいます。
言わずもがな、これは良くないです。ご存知の通りIT業界は狭いです。いい噂も悪い噂もすぐ広がります。
1つ1つのクライアントに花マルを貰えるような働きをすれば、次のクライアント探しにも必ずいい影響がでます。
クライアントに評価してもらうことで、その案件が継続になる可能性もありますし、一旦契約満了になった後も次のプロジェクトが始まるタイミングでまた声をかけてもらえることもあります。
クライアントが次々変わっていくというフリーランスWebエンジニアだからこそ、複利の意識を持っておき、1つ1つのつながりを大切にしましょう。
フリーランスWebエンジニアとしてスタートダッシュを切る方法
リスク対策を取り、安全にフリーランスWebエンジニアライフを送るための方法を知っておきましょう。
フリーランスWebエンジニアのためのエージェントを利用する
上述の通り、フリーランスWebエンジニアにとっての鍵はエージェントの活用です。
エージェントを使うメリットは以下の通りです。
- 案件が途切れない
- 収入が上げられる
- 技術を磨ける
- 案件探しに手間が最小限になる
- 面倒な報酬交渉も無い
フリーランスWebエンジニアは「自分の技術力も伸ばしたいし、収入も稼ぎたい」という欲望がありますよね。その欲望を叶えるためにはエージェントをうまく利用するのが一番効率が良いです。
例えば、週3日60万円(時給約6000円)と週2日25万円(時給約4000円)のような組み合わせですね時給6000円の方は収入重視、4000円の方は新しいチャレンジをするという目的別に案件を持っておくと収入と技術のバランスが取りやすいです。
先に述べたような手法もエージェントを使えば最小限の手間で実現できます。
あまり長々書いても仕方ないので割愛しますが、端的に言えばエージェントの利用は無料なのでむしろ使わない理由がないという感じですね(エージェントは企業からお金を取っているので)。
案件を探す経路は複数個持っていたほうが絶対に良いです。いつ案件探しに困るかもわからないので、常に自分に回りには案件が備蓄されているような状態を作っておくのが快適なフリーランスWebエンジニアライフのコツ。
エージェント、友人などをフル活用するようにしておきましょう。
これからフリーランスWebエンジニアになる人や、良い案件を探している人にオススメのエージェントを3つだけ紹介しましょう。この記事で説明してきたように「技術、収入」の両方をきちんとUPできる信頼できるエージェントだけを紹介します。
僕自身6年間のフリーランス生活で10社以上のエージェントを使ってきましたが、その中で現在も継続して使っている3つだけを選びました。この3つはそれぞれ違った良さがあるので、平行して使っています。3つくらいのエージェントに登録しておけば安心なので、まずばこの3つに登録してみてください。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは電車内広告でもよく見る業界最大手のエージェントです。
案件数の数が圧倒的で、単価も非常に高い案件が多いので僕もお世話になっています。回りのフリーランスWebエンジニアの多くも登録しています。エージェントの質が高いので、まずは1つ、これに登録しておいて間違いないです。週3〜5日の案件が見つかります。
これからフリーランスWebエンジニアになる人へのサポートも丁寧ですし、エージェントを初めて使う人へのフォローも手厚いです。
登録をすれば色々な案件を見せてもらえるので、迷ったらまずはレバテックに登録しておきましょう。
ギークスジョブ
2019年3月20日にマザーズへ上場が決まったギークスが運営する「ギークスジョブ」。こちらもレバテックフリーランスに合わせて登録しておいた方がいいエージェントです。
レバテックフリーランスは「常駐(出社)必須だけど、その分単価が高い案件が見るかる」というのが特徴でしたが、ギークスジョブはリモートOKの案件や半常駐(週に数日出社)OKのような案件も取り扱っているのが特徴です。
もちろん常駐系の案件も多く持っていて、特にベンチャー企業のクライアントが多く、技術を伸ばしたい系の案件を探す時に重宝しています。
ITプロパートナーズ
週2日〜の案件を見つけたい時に使っているのがITプロパートナーズです。
運が良ければ週1日の案件を紹介してもらえることもあります。週3日+週2日のような案件掛け持ちをしたい場合にかなり使えるエージェントですね。
週2日の案件を持っているエージェントはほとんどなくて、ITプロパートナーズからは定期的に案件を紹介してもらっています。
各エージェントをまとめるとこんな感じになります。
エージェント | 技術UP | 収入UP | リモート | 稼働日数 | オススメ度 |
---|---|---|---|---|---|
レバテックフリーランス | ○ | ◎ | ✗ | 週3日〜 | ★★★ |
ギークスジョブ | ◎ | ○ | ○ | 週4日〜 | ★★ |
ITプロパートナーズ | ◎ | ○ | ○ | 週2日〜 | ★★★ |
それぞれの特徴があるので、僕がおすすめなのは一旦3つに登録してみて、使いながらメインのエージェントを決めていくというスタイルです。
それでもどれか1つだけ登録したいからオススメを選んでと言われたらレバテックフリーランスを挙げます。レバテックフリーランスの場合、案件数がかなり多いので希望条件に合ったクライアントが見つかる可能性が高いからです。ただし、週3日〜の案件になるので、案件の掛け持ちをしたい場合はITプロパートナーズを併用したり、リモート案件も見てみたい場合にはギークスジョブの併用をオススメします。
記事だけ読んでいてもわからないと思うので、まずは登録してみて実際に案件を見たり、エージェントにオンライン面談で話をサクッと聞いてみましょう。面談は30分くらいでできますし、話を聞いてみるのが一番手っ取り早いです。
フリーランスWebエンジニアになることはリスクか?
フリーランスWebエンジニアになるのは怖いかどうかという話ですが、これまで見てきたように傾向と対策をしておけば怖いことはありません。
フリーランスWebエンジニアになればむしろ会社員より評価があがることもあります。フリーランスWebエンジニアということは自分の技術で飯を食っていくということ。つまり飯を食っていけるだけの技術があるということです。
会社員で中弛みをしてしまってダラダラ惰性でやっている人に比べたら圧倒的にフリーランスWebエンジニアの方が優秀な人が多いです。
もしフリーランスWebエンジニアの生活が合わなくなって、会社員に戻りたいとなっても転職活動は難しくないです。なぜならフリーランスWebエンジニアとしての実績を見せることができるからです。
フリーランスWebエンジニアとして技術研鑽をしていけば、そういったエンジニアを採用したい企業は山程います。
まだまだここ5年間くらいはエンジニア不足が続きます。このチャンスに一度フリーランスWebエンジニアとして挑戦してみることは決して悪い選択ではなく、むしろチャレンジングで良い選択だと僕は思います。
もしフリーランスWebエンジニアになることについて少し不安がある場合は、上の3つのエージェントにそれぞれ面談を申し込んでみて相談してみるのがオススメです。
これからフリーランスWebエンジニアになろうと検討していることを伝え、自分の経歴を伝えれば、エージェントの人からリアルな声を聞くことができます。
そうすれば自分がフリーランスWebエンジニアとしてスタートを切った時にどんな感じかという感覚をつかめます。一人で考えるよりはその業界のプロに話を聞いてみるのが確実なので、面談申し込みをして週末にでもオンラインで話を聞いてみましょう。1つのエージェントで安心せず、複数のエージェントから話を聞いて判断してみましょう。
Tech Lanceの裏側を徹底解剖!
「忙しくて、求人を探してる時間がない…」
「週2~3日だけ稼働出来るので、ちょうどいい高単価案件があるか今すぐ知りたい」
「満員電車がイヤなので、出来ればリモートで働きたい…」
そんなフリーランスの方におすすめしたい評判の良いエージェントが「Tech Lance」です。
「Tech Lance ってどんなエージェントなんだ?」と気になっている方のために、実際にTech Lanceを使って案件の紹介を受けたことのある私が、リアルな感想や裏話を書いちゃいます。
Tech Lanceの何が特徴的?
フリーランスエンジニアのための案件といえば、雇用側企業の要望が強いためか「週4以上の常駐」が望まれることが多いのですが
「様々なプロジェクトを同時にやりたい」
「収益源を1社に依存したくない」
といった最近のフリーランスが望む働き方とはマッチしないケースが増えてきています。
フリーランスになる理由で最も多い理由は以下です。
項目 | 項目 |
---|---|
働き方 | ・リモートワークで自由な働き方をしたい ・プロジェクト単位で働いて、色んな仲間から刺激を受けたい |
技術 | ・複数の企業と働くことでアウトプットの機会を広げたい。 |
収入 | ・会社員よりも収入をアップさせたい。 |
会社員と比べた時に「自由な働き方」「技術レベルの向上」「収入UP」の3つを高めて行きたいという背景からフリーランスになる方が多い傾向がありますし、私自身もそうでした。
しかしながら、個人的な体験談で話すと
「週3日案件と週2日案件のを同時にチャレンジして、スキルと給与を高めたい!」
「一部リモートワークにしたい!」
といった”時短勤務”や”リモートワーク”の就業ニーズを満たしてくれるエージェントというのはあまりありませんでした。
しかしTech Lanceというエージェントと出会ったことで、その苦労が解消されたのです。
Tech Lanceが扱う案件
Tech Lanceがどんな案件を取り扱っているのか詳しく見ていきましょう。
クライアントとの直接取引に拘ってるからこその高単価案件揃い!
皆さんにまず知っておいて頂きたい、フリーランスエージェントの裏話としてありがちなのが、「エージェントが自社にマッチする案件が無い場合、他のエージェントから求人を回してもらう」という仕組みです。
フリーランス案件というのは「公募1週間で募集が終了する」こともあり、求人募集期間が比較的短いことから、クライアントの状況を常に営業担当が把握していなければなりません。
しかし何百社、何千社といるクライアントの社内事情のリアルタイムで把握するには、コミュニケーションコストがかかりすぎるため実質ちゃんと動向を把握できているのは全体の2割以下、というのが実情です。
そこで、エージェント会社同士が結託しお互い動向を把握しているクライアントの求人を共有し合うことで、求職者にマッチングする案件を紹介できる…というわけですね。
しかしここで発生する問題が、商流に別の会社を挟むことで仲介手数料が増え、結果としてフリーランスの手取りが減ってしまうことがあるのです。
例を見てみましょう。
直接取引におけるお金の流れ
フリーランスのAさん ← 仲介エージェント ← クライアント
この場合、お金の流れは右から左。つまりクライアントから仲介エージェントに入り、その後フリーランスAさんに渡されます。
しかしここに2社間に入ると…
【フリーランスのAさん ← 仲介エージェントα ← 仲介エージェントβ ← クライアント】
クライアントからAさんに渡るお金の流れの中で、2社にマージンが取られてしまうことなり、結果的にAさんの収入は直接取引に比べると下がってしまうのです。
最悪の場合、間に3社入ることもあり、その時は当然収入は減ってしまいますし、場合によっては企業が間に入ることで入金のサイクルが遅れるなんてこともあり得るのです。 (1月の働いた給与が3月末に支払われるといった具合に…)
しかし今回のTech Lanceはクライアントとの直接取引に拘って運営されています。
「無闇にクライアントを増やさず、フリーランスが満足できる求人企業に絞って営業し、直接取引を維持する」という営業哲学が根底にあるようです。
まとめると、Tech Lanceでは無駄な仲介会社が入ることがないため、週3日稼働で50~60万円といった高単価な求人をフリーランスに提案できるのです。
週2日や週3日稼働やリモートOKな案件が見つかる
次は「働き方」についてです。
Tech Lanceには最低稼働日数が週2日でOKな案件から取り扱っています。
大手エージェントもこのような案件を紹介したいのにできないのはなぜでしょうか。
それは「週5日の契約ができた方がエージェントに利益が出るから」です。
ご存知の方も多いかと思いますが、エージェントは求人を探す手間や先方への給与交渉の代理報酬として、あなたの契約報酬からマージンを利益として得ることで成り立っています。(これは人材業界の一般的なビジネスモデルです)
マージンを多く取るためには、マージン率を上げるか契約金額を高くするかのどちらかしかありませんね。
マージン率を上げるとフリーランスエンジニアの報酬が減るため、そのようなことはできません。そのため契約金額を増やす作戦を取ります。
人日単価4万円のエンジニアを例に取ります。
稼働日数 | 報酬額 | マージン |
---|---|---|
週2日 | 32万円/月 | 6.4万円 |
週5日 | 80万円/月 | 16万円 |
※ここでは1ヶ月4週間、マージン率20%と仮定しています
週2なのか週5なのかでこれだけマージン(エージェントの利益)が変わってくるのですね。
エージェントの営業の人の立場に立つと、自分の売上成績が大きく変わりますから、週4〜5日の案件を勧めたくなる気持ちがわかります。
このようなカラクリから、大手エージェントは週2日のような案件はあまり積極的に取り入れてきませんでした。
しかしTech Lanceは今のフリーランスエンジニアのニーズを最優先した案件を取り扱っています。
フリーランスにはもちろん、副業を探している人向けにも週2日の案件を実際に提案していており、上記でも説明したように直接契約に拘っているため、高単価案件が多いのです。
そのため、フリーランスで週3日で1つの案件をやりながら、他の2日で個人のプロダクト開発や勉強、他の案件ができたりします。
週4〜5日の常駐案件もカバー
とはいえ週4日の案件を探したい人もまだまだ多いと思います。
平日4日を案件稼働、残り1日は自分の勉強をするという方や、平日4日と他2日の案件をパラレルで持つという方などですね。
これまでの説明でTech Lance は週2日の案件があると説明しましたが、もちろん週4日や5日の案件もあるのでご安心ください。
契約期間は様々
クライアントとの契約期間は様々です。
1ヶ月更新、3ヶ月更新、半年更新などがあります。
数ヶ月おきに営業をするのは大変だから半年は同じ企業でいい人や、リスクヘッジで1ヶ月更新を希望する人など人によって好みが分かれると思いますが、このあたりはTech Lanceの場合調整が効くので安心できます。
個人的には3ヶ月更新のクライアントがおすすめです。
契約期間が1ヶ月だといきなり「1ヶ月後に契約終了です」とクライアントに言われることになるため、すぐに案件を探す必要があり、ゆとりを持った職業探しができないからです。
逆に半年契約は長すぎる印象です。
フリーランスの場合はフットワークの軽さが働き方の魅力だと思うので、ミスマッチなクライアントと半年間を過ごしてしまうリスクや他に魅力なクライアントを見つけた場合に数ヶ月我慢しないといけないというリスクがあります。
お祝い金制度あり!
またTech Lanceの特徴として、フリーランスとして無事に企業への参画が決まった場合、3万円のお祝い金の贈呈という嬉しい制度があります。
お祝い金の制度はよく「1ヶ月以内に辞めた場合は払い戻し」というような返金ルールがある事が多いのですが、Tech Lanceの場合はそういったルールが一切なく、何があっても3万円を受け取る事ができます。
お祝い金制度を運用している会社は日本でも殆どありませんので、この制度を活用して、ぜひリフレッシュ旅行など行きたいですね!
執行役員クラスがサポートしてくれる
皆さんもご存知かと思いますが、多くのフリーランスエージェントでは一般社員がカウンセリングや仲介業務を行っています。
ただ正直な話、一般社員の業務の質はピンキリで、場合によっては仕事の進め方・段取りが下手な人が担当になってしまうことで、仕事探しにストレスがかかったり、こちらの意向を汲み取ってくれないサポートを受けてしまう事もあります。(結構こういった被害者は散見されます)
その点Tech Lanceは創業から少数精鋭で運営されていることもあり、取締役や執行役員自らが、フリーランスとのカウンセリングを行っていますので、サービスや業務の質の高さは折り紙付きです。
5年後にTech Lanceがどういうポリシーで運営してるか分かりませんので、現段階の特徴かもしれませんが、せっかくフリーランスとして活動するなら、優秀な人に仲介サポートしてもらった方が、豊かな働き方を実現できる可能性は高いと思います。
Tech Lance
- 直接取引に拘っているため高単価
- 週2・3日稼働の案件も見つかる
- 登録〜利用まで完全無料
- 3万円のお祝い金あり!
- カウンセリングは業務の質が高い執行役員クラスが対応してくれる
Tech Lance
・直接取引に拘っているため高単価
・週2・3日稼働の案件も見つかる
・登録〜利用まで完全無料
・3万円のお祝い金あり!
・カウンセリングは業務の質が高い執行役員クラスが対応してくれる
Tech Lanceに登録(無料)をすると、エージェントからメールか電話が来て、面談の日程調整をします。
メールが来た場合にはなるべく早めに返事をしていくと次のステップまでスムーズに進みます。
メール(または電話)でTech Lanceとの面談の日程が決まれば六本木一丁目オフィスでの面談かビデオ面談を行います(ビデオ面談OKなのはありがたいですね)。
オフィス面談が面倒だったらビデオ面談でとりあえず話を聞いてみるのが良いと思います。
面談の内容
面談では以下のようなことを聞かれるので、軽く準備と整理をしておきましょう。 (忘れないようにこの記事をブックマークしておいてくださいね)。
- 開発できる言語と経験年数
- これまでの経歴
- フリーランスとして活動したことがあるかどうか
- 案件の希望条件(稼働日数、稼働開始日、報酬、勤務形態、技術、勤務地)
- とくに職務経歴書などはなくても大丈夫です。
面談は面接ではないので気軽に行って大丈夫です。むしろ相談ベースで話を進める気持ちで大丈夫とのことなので、気軽に行きましょう。
Tech Lanceの案件の種類
さてさて気になる案件ですが、Tech Lanceにはどんな案件があるのでしょう。
案件数
案件数は合計で300件ほどです。大手エージェントに比べるともちろん数は劣りますが、上述のように質の高い直接契約の案件ばかりです。
繰り返しになりますが、他のエージェントではリモートOK、週2日〜OKのような案件がほぼありません。
それとこれは裏話になりますが、案件数をアピールしているエージェントには下請け案件のようなやりがいがあまりなく技術も伸びづらい案件も多く含まれています。
良い案件に出会うの重要なことは、案件数ではなく案件の質ということをお忘れなく。
Web系・SIer
Tech Lance を運営している株式会社x gardenという会社はベンチャー企業ということもあり、Web系の案件の比率が少し高めです。
最新の技術トレンドを追っているようなWeb企業や、エンジニアの環境を重要視しているテック企業、利益率が高くエンジニアへの報酬が高いベンチャー企業など魅力的な案件が多いですね。
高単価SIer系の案件ももちろん扱っていますので、どちらのタイプを希望していても希望の案件は見つかると思います。
職種
Tech Lanceはエンジニア以外の職種の案件の取り扱いがあります。
- システムエンジニア・プログラマー
- インフラエンジニア
- Web・サーバーサイドエンジニア
- モバイルアプリエンジニア
- ゲームプログラマー
- デザイナー
- プロダクトマネージャー
言語
プログラミング言語も様々です(★がついているものが特に多い)。
- Ruby★
- PHP★
- iOS★
- Java★
- Go
- Python
- Perl
- Javascript★
単価・年収
案件の単価ですが、他のエージェントの平均単価に比べて5万円〜10万円ほど高い印象があります。
なおかつ案件を常に継続して持っていられるようなサポートがあったり、複数掛け持ちで総合単価を上げるなどのテクニックができるため結果的に年収も他のエージェントを使う時よりも高くなります(しかもお祝い金付き)。
他のエージェントととの比較をしてみましょう。 (横スクロールできます)
エージェント | リモート案件 | 最低稼働日数 | 単価 | お祝い金 | 業界 | 副業案件 |
---|---|---|---|---|---|---|
Tech Lance | 僅か | 週2日〜 | ◎ | あり | Web・SIer | あり |
Midworks | 一部あり | 週3日〜 | ◎ | 無し | Web | 一部あり |
レバテックフリーランス | 無し | 週4日〜 | ◎ | 無し | Web・SIer | 無し |
ギークスジョブ | 僅か | 週4日〜 | △ | あり | Web | ほぼ無し |
ポテパンフリーランス | 無し | 週4日〜 | △ | 無し | Web | 無し |
フォスターフリーランス | 無し | 週4日〜 | ○ | 無し | SIer | 無し |
まとめると、Tech Lanceが他のエージェントに比べて優れているのは
・直接契約による高単価案件 ・週2~3日稼働の案件やリモートワーク対応など、働き方の自由度が高い。 ・Web系の質の高い案件が多い ・仕事の質が高い役員クラスがサポートしてくれる
もし週4日以上の稼働希望で、業務内容問わず単価が最優先の場合は、こちらの記事でも紹介しているようにレバテックフリーランスもおすすめですが、やはり総合点ではTech Lance が現時点では一番使ってみるべきエージェントですね。
エージェントに登録して案件を探すのって結構面倒でしょ...と思うかもしれません。
しかしTech Lance ならWebから無料登録をして担当者からの連絡を待って面談の日程をまず決めるだけでもOKなのでご安心ください。
面談の中で実際にどんな案件を紹介してもらえるのかを聞くことができるので、一度話を実際に聞いてみないと損です(ビデオ面談も受け付けてくれるので)。
面談で話を聞いてみて、自分には合わないなぁと思ったらTech Lance は使わずに他のエージェントを使えばOKです。自分の目でTech Lance の良さを一度確かめてみてくださいね。
Tech Lance
・直接取引に拘っているため高単価
・週2・3日稼働の案件も見つかる
・登録〜利用まで完全無料
・3万円のお祝い金あり!
・カウンセリングは業務の質が高い執行役員クラスが対応してくれる
【最新情報】Midworksのリモートワーク案件が無しに【フリーランスエンジニアエージェント】
本サイトでも「唯一リモートOKの案件が見るかるフリーランスエージェント」としてオススメしてきたMidworks ですが、とても残念なことに今後は常駐案件のみを取り扱うという速報がエージェントの担当者から入ってきました...。
リモートがなくなってしまうのは非常に残念です。
しかしMidworksの良さである「稼働条件や単価の良さ」「稼働日数の柔軟性」「福利厚生」は引き続き継続ということで、今回の変更内容の経緯をまとめていきます。
リモート案件は正式サポート無しに変更
2018年8月10日、担当の営業から「これからは基本的には常駐案件のみを取り扱うことになった」という一報が...。
これまではリモートワークの案件も多数あるということを1つのアピールポイントとしていたのですが、今後はリモートワーク案件はなくなってしまうとのこと。
リモート案件がなくなった経緯
なんでリモート案件がなくなったのかということを担当に聞いてみた所、「クライアントの要望で常駐が条件のものが増えてきた」という理由でした。
リモート案件を取り扱うエージェントはMidworks くらいしかなく、Midworks も相当頑張ってきたんだと思います。
しかしクライアントの常駐というニーズがあまりにも強く、リモート案件だけではエージェントとしても成り立たない状況だったようです。
それでもリモートを見つけたい場合
ただ、エージェントとの交渉次第でリモート案件も見つけることができるとのこと。
リモート案件には注力しないですが、クライアントとの調整の中で突発的にリモートでの募集が起こることがあるそうです。
なのでMidworks に登録してみて、リモートワークが無い時は常駐案件を契約しつつ、担当の人にはリモートがあったら教えてくれと言っておけば紹介してくれます。
リモートは無くなったが、その他の柔軟な案件は継続
リモート案件の取り扱いはなくなってしまいましたが、他の魅力は引き続き継続なのでご安心ください。
他のエージェントでリモートを扱っている所はないですし、その他の条件で比較するとMidworksは今でもとても良いエージェントです。
単価も高く、稼働日数の調整もききます。
自由度の高い条件で高単価な業務を見つけたい場合には、まずは無料会員登録してみて、担当の人と話をしてみましょう。
会員登録や話をするのは無料なので、実際にどんな案件があるのかを聞いてみてください。
他のエージェントの比較
他のエージェントととの比較をしてみましょう。 (横スクロールできます)
エージェント | リモート案件 | 最低稼働日数 | 単価 | 福利厚生 | 業界 | 副業案件 |
---|---|---|---|---|---|---|
Midworks | 僅か | 週2日〜 | ◎ | ◎ | Web・SIer | 多い |
レバテックフリーランス | 無し | 週4日〜 | ◎ | ○ | Web・SIer | 無し |
ギークスジョブ | 僅か | 週4日〜 | △ | 無し | Web | ほぼ無し |
ポテパンフリーランス | 無し | 週4日〜 | △ | 無し | Web | 無し |
フォスターフリーランス | 無し | 週4日〜 | ○ | ☓ | SIer | 無し |
このように比較するとリモート案件がなかったとしても、Midworks は以下の点で他のエージェントより良いポイントがあります。
- 稼働日数の柔軟さ
- 福利厚生で実質年収UPができる(年間60〜80万円)
- Web系の質の高い案件が多い
- 副業として案件を探すこともできる(パラレルでのサブ案件も)
一度話を聞いてみて損はないですし(むしろ聞かない方が損する)、下記から公式サイトで登録できるのでチェックしてみましょう。
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未経験から即戦力のフリーランスエンジニアになるための賢い戦略
未経験からでもフリーランスエンジニアとして活躍する人が増えてきています。
「自分には無理、難しそう」と思うかもしれませんが、努力をすれば誰でもフリーランスエンジニアになれます(断言)。
フリーランスエンジニアになれれば「働き方の自由」と「収入」の2つを手に入れることができます。
フリーランスエンジニアになる前に知っておくべき4つのこと
ITエンジニア不足が続いているし、これからも続く
テクノロジーの進化に伴って、ITエンジニアの人材不足が慢性的に続いています。
経済産業省が発表した資料にはこうあります。
・マクロな規模でのIT人材(IT企業及びユーザ企業情報システム部門に所属する人材)は、現在の人材数は約90万人、不足数は約17万人と推計された。今後2019年をピークに人材供給は減少傾向となり、より一層不足数が拡大する。 ※報告書本編では、IT市場の成長率と生産性向上見込みについて、シナリオ別に推計を実施している ・情報セキュリティ人材は、現在約28万人、不足数は約13万人であるが、2020年には不足数が20万人弱に拡大。 ・先端IT人材は、現在約9.7万人、不足数は約1.5万人であるが、2020年には不足数が4.8万人に拡大。 IT人材の最新動向と将来推計より
テクノロジーが進化するにつれ、システム開発・Webサイトの開発・モバイルアプリの開発に加えてIoT、AI、AR/VR/MRのような技術のニーズが増加しています。
2019年卒大学生を対象にした企業の採用活動で、IT(情報技術)人材の争奪が過熱している。人工知能(AI)やビッグデータの活用拡大が背景にあり、富士通は人材確保を重要戦略にリクルーターを2017年比4割増やした。(中略) ネット企業ではディー・エヌ・エー(DeNA)がすでに18年卒者の採用から、AIに詳しい学生に絞った採用活動を実施している。募集案内では「AIで実績のある人」と記している。入社1年目で年収が最大1千万円になる可能性もあるという。19年卒者対象でも「AI枠」を設定している。楽天は新卒でも「エンジニア職」を通年入社させることで海外留学していた学生などが応募しやすいようにしている。 日経新聞: IT人材不足「19年危機」 新卒争奪戦が過熱 より
エンジニアの数は変わらないのにも関わらず、エンジニアが必要なマーケットが急拡大していることでエンジニアの価値が高くなり、引く手あまたの状況に。
その結果、未経験からでもエンジニアとして採用される事例も増えてきています。
フリーランスエンジニアになったらどれくらい稼げるのか
フリーランスエンジニアになりたい人は「働き方の自由」と「収入」の2つに魅力を感じている人も多いでしょう。
エンジニアとして働くことができればほぼ確実に十分な年収を稼げます(どれくらい稼ぎたいのかは人次第ですけどね)。
僕の場合だと、全くのプログラミング未経験から1年企業でエンジニアとして勤務し、その後フリーランスに転身して1年目で年収1,000万円に到達しました。
「1年間企業で働いてるじゃないか」と思いますよね(笑)
フリーランス仲間の例を出しましょう。
僕の知り合いのフリーランスエンジニアAさんは元々営業職で、2年前にそこからいきなりフリーランスエンジニアになりました。
もうひとりの知り合いのBさんは諸事情でフリーターをしていましたが、同じく2年前にフリーターからフリーランスエンジニアに。
Aさん、Bさんの年収はそれぞれ1,000万、800万円になりました。
この二人はフリーランスエンジニアになりたいと相談を頂き、フリーランスになるためにはどういうステップを踏めば良いのかということをお伝えしました。
ちゃんとしたステップを踏めばAさんやBさんくらいの年収は1〜2年で稼げるようになります(勉強のステップはこの記事の後半に書いています)。
未経験からフリーランスになるまでに必要な期間
全くプログラミングをやったことがない人がフリーランスエンジニアとして働き始めるためにはどれくらいの期間がかかるのか気になりますよね。
先程のAさんとBさんの例を使うと、営業職で既に社会人だったAさんは半年弱でフリーランスエンジニアになれました。 フリーターだったBさんは3ヶ月強でフリーランスに。
Aさんの場合は本業があったので、平日の夜と休日を使って6ヶ月間勉強をして見事エンジニアとしてのスキルを身に着けました。一方でBさんは勉強に充てられる時間がとてもあったので、毎日6時間ほど勉強をしてたった3ヶ月でフリーランスに。
フリーランスになったときの最初の戦い方
大事なことを言います。
「フリーランスとして最初の案件を見つけるのはかなり大変」
フリーランスエンジニアを目指している人は、必ずこれを覚えておいてください。
いくら人材不足とは言えど、実務未経験のエンジニアと契約するのは企業もさすがに慎重になります。
相手がどれくらい仕事ができるのかということが読めないからです。
なので、それを見越した勉強方法をする必要があります。
未経験からフリーランスになるためには、即戦力(実務力)をつけることを目標とした勉強法をしましょう。
即戦力のフリーランスエンジニアになるための正攻法
フリーランスエンジニア希望者向けのスクールでスキルを身につける
フリーランスを目指す人はプログラミングスクールを利用しましょう。それもフリーランス養成コースがある所。
これが正攻法です。これ以外の方法だとフリーランスとして活躍するのが難しいです。
完全に独学で勉強してエンジニアのスキルを身につけることはできなくもないです。
しかし独学の場合、フリーランスに必要なスキルが身についていない場合があります。
プログラミングスクールに通えば、エンジニアとして活躍するために必要なスキルを体系的に学べます。
即戦力として活躍できるようなカリキュラムが組んであるからです。
オンライン教材はサブ教材として使う
Progateやドットインストールのようなオンライン学習教材をメイン教材として使う人がいますが、それはフリーランス志望には向いていません。
Progateはプログラミングの基礎力をつけるところまでしか今は対応できていないため、実務力は身につかないんですよね。
教材としてのクオリティは高いので、スクールに通っているときに復習用の教材として使うのがおすすめです。
フリーランスになれるプログラミングスクール
最後にフリーランスとして活躍できるスキルが身につくプログラミングスクールを2つ紹介します。
この2つのスクールはフリーランスとして独立したい人向けのコースがある信頼できるスクールです。
TECH::EXPERT(テックエキスパート)
数多くの実績を残しているTECH::EXPERTのフリーランスコース。
このスクールのすごい所は「フリーランスとして案件が取れなければスクール費用を全額返金してくれる」という所です。
絶対にフリーランスとして独立できるようにするという実績があるからこそこの全額返金制度があるわけですね。
さらに入会後14日間の返金保証制度もあります。もし自分に合わないという場合はリスク無しでやめることもできます。
TECH::EXPERTはTECH::CAMPというプログラミングスクールのエキスパートコースです。
最短10週間でフリーランスになれるカリキュラムが組まれている、いわばプログラミング界のライザップ。
スクール費用は合計39.8万円かかりますが、確実にフリーランスになれるようにしてくれます。
スクール費用は投資だと思いましょう。フリーランスになれればスクール費用はすぐに投資回収できます。
分割払いもできるので、まずはスクールの詳細について話を聞きに行ってみましょう。
TECH BOOST(テックブースト)
もう1つのおすすめスクールがTECH BOOSTです。
TECH BOOSTが良いのは運営会社のBranding Enginnerがフリーランスエージェントをやっている点。
どういうことかというと、フリーランスエージェントを運営しているということはフリーランスのための案件を多く持っているということです。
つまり最初の案件がすごく見つかりやすい。
逆に言えば、TECH::EXPERTやTECH BOOSTのような案件探しのサポートがないスクールに通ったり、独学でやって案件を自分で探すというのはかなりハードルが高いです。
最初の案件を探すときには実績がありません。経歴書にエンジニアとしての職歴を書くことができないので書類選考で落とされてしまうのです。
しかしTECH:EXPERTやTECH BOOSTならその部分をサポートしてくれます。スクールのお墨付きがあるので、案件が探しやすいわけです。
TECH BOOSTの場合は月額10万円(学生は7万円)なので、TECH::EXPERTよりは安く通えるので、少しでも費用を抑えたいという人はTECH BOOSTを選びましょう。
ただし、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)に住んでいる方のみが受講可能なので、それ以外の場合はTECH::EXPERTがおすすめです。
TECH::EXPERTの場合も東京でしかEXPERTはやっていませんが、EXPERTの場合ならオンラインコースがあるため関東圏以外の人も申込むことができます。
完全無料のGEEK JOBキャンプ
フリーランス特化ではなく、転職希望者向けのスクールなのですが、転職希望なら完全無料でプログラミングを学べるのがGEEK JOBです。
参加者のうちの70%がプログラミング未経験者。未経験の人が無料で転職できるということで人気のスクールです。
ProgateでHTML/CSSをやっている人の場合には1ヶ月のカリキュラムが組まれて、就職することができます。
全くの未経験でも2ヶ月間のカリキュラムで転職までサポートしてくれるので大丈夫です(Progateを一人でやったら挫折するかもしれないので、最初から通ったほうが安心。無料だし)。
転職を考えている人には一番イチオシのプログラミングスクールなので、ぜひ一度無料体験を申し込んでみてください。
まずは最初の一歩を踏み出そう
色々と考えること、悩むことも多いかもしれませんが、まずは最初の一歩としてスクールに話を聞きに行ってみましょう。
相談自体は無料ですし、話を聞きに行ったから入会させられるわけでもありません。
キャリア相談も兼ねて一度プロの意見を聞いてみると思考もクリアになって、またさらに一歩踏み出せます。
フリーランスエンジニアに向けた第一歩を踏み出してみましょう!
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Progateでレベルアップが終わったら次にやること〜最短でエンジニアになるために〜
Progateを使って頑張ってプログラミングを勉強している皆さん、Progateが終わったあとのプランは考えていますか?
Progateは素晴らしいサービスで一通りやればエンジニアとしての基礎力をつけることができます。使いやすいiOSアプリもリリースされて本当に良いプロダクトですよね!
でも、Progateが終わったあとからが本当のスタートです。Progateをやっただけでは一人前のエンジニアになれたとは言い切れないからです。
- 中長期でのプランを考える
- 全員共通で気をつけること
- 大学1〜2年生でまだ余裕がある場合
- 大学3年以上で時間がない場合
- 社会人で早く転職したい場合
- Progate後におすすめなプログラミングスクール
- プログラミングスクールを並行して進めて理解度を高める
中長期でのプランを考える
Progateを使ってプログラミングを勉強しているということはエンジニアになりたいと考えているということですよね。
あなたの場合、エンジニアとして就職・転職するまでにどれくらいの期間が残っていますか?
まだ大学2人生だからじっくり実力をつける時間がありますか?それとも就職活動間近でできる限り早く力をつけたいですか?
あと何ヶ月後にエンジニアとして就職するのかによってプランは変わってきます。
全員共通で気をつけること
インターンシップはすぐに見つからない
運が良ければエンジニアとしてインターンシップを見つけることはできますが、だいたいの場合すんなりとインターンシップに採用されることはありません。
「Progateをやれば即戦力!」とまではならないのがTwitterの投稿などを見ていてもわかります。Progateはあくまでプログラミングの入門。プログラミングの楽しさを体験できますが、実務レベルにはまだまだ届いていないことをちゃんと理解しておきましょう。
プログラミング経歴
— いまひろ@新卒フリーランス (@imai0805) 2018年7月22日
1. Progateとドットインストールで独学するも環境構築できずに挫折
2. ITベンチャーでエンジニアインターンするも何もできずに首に
3. TECH::CAMPに通うも3ヶ月で飽きて挫折
\NEW/ Progate→Aidemyで基礎固めて、クラウドワークスで案件をとり、TECH::CAMPで作れるまで通う!
Progateはいいサービスだし、初学者にはおすすめだけど、Progateをやり込んでるユーザー見てると、『お前に必要なのはProgateのレベルじゃなくて、崖から突き落とされる経験だ!!!!』って3億回くらい思ってる。
— いさお@エンジニア (@isao_x) 2018年7月15日
Progate、 "やり込む" のはやめよう。
いろいろな言語に手を出さない
Progateはプログラミングの勉強を楽しくさせてくれる仕組みがいっぱいあります。いろんな言語でレベルがあがり、自分のチャートが大きくなっていくことに快感を覚えるようにできています。
注意しないといけないのは基礎段階であれもこれも色々な言語をやりすぎないこと。
RubyならRubyとRails(HTML,CSS,JS)をやりきったら次のステップに行けば早く実務レベルに到達することができます。
WebエンジニアになりたいのにSwiftをやったり、Ruby,PHP,Javaのように3つもやってもあまり意味がありませんのでご注意を。
Progateが終わったあとのプランを事前に考えておく
Progateが終わったあとにすぐに次のステップに移せるようにプランをしっかり考えておき、準備をしておきましょう。
どんなプランを立てたらいいのかは次の章で紹介します。
大学1〜2年生でまだ余裕がある場合
就職までにまだ時間がある学生の場合の「やっていいこと」「やったら駄目なこと」をまとめました。じっくりと力をつけていく時間があるので、焦らず着実にプログラミングを理解できる選択をするのが◎です。
やっていいこと
- 1人or友達と0からサービスを作ってみる
- サイト模写をする
- インターンシップを探す
- Railsチュートリアルをやる
やったら駄目なこと
- クラウドソーシングで仕事を探す
- 人に教える立場になる
できる限り自分で0から何かを作ってみるのがおすすめです。Progateをやっただけでは理解できていないところが出てくるので、その部分を調べたりもう一度Progateで補完していくイメージです。
受験生のときに参考書をやりこんで参考書はPerfectになったけど、それ以外の応用が効かないのと同じで、Progateは完璧でも自分で考えてコードを書くという能力は自分で何かを作らない限りつきません。
特にオススメなのがサイト模写です。自分の好きなサービスを1つ選び、まずどういった設計で作られているのかモデルを考えます。その後、機能を分解して実際に作ってみます。
例えばInstagramなら、どういうモデルが存在するのか、どんな機能があるのか、その機能はどうやって実装すればいいのかといった具合です。
大学3年以上で時間がない場合
就職まで時間に余裕がない人はじっくり勉強するというよりはなるべく早く実務ができるようにショートカットでスキルアップしていく必要があります。
のんびりとProgateのあとにRailsチュートリアルやドットインストールのような独学を続けては時間がかかるので駄目です。インターンシップは見つかれば嬉しいですが、すぐに採用される可能性が低いので避けましょう。
確実におすすめできるのはスクールに通って実務レベルの力をつけること。プログラミングスクールなら講師に直接質問ができ、これまでProgateでやったところで曖昧なところもすべてクリアにすることができます。
さらにスクールでオススメなのは就職サポートがあるところです。後述するスクールは教材の質の高さもさることながら、カリキュラム修了後には就職先のサポートをしてくれます。
こういったプログラミングスクールは企業側からも信頼されていて、スムーズに面接に挑むことができるので就職対策を考えている人にはおすすめです。1〜3ヶ月のカリキュラムが組まれているので、しっかりと期間を決めて自分を追い込むことができます。
やっていいこと
- 就職率が高いスクールに通う
- サイト模写をする
やったら駄目なこと
- インターンシップを探す
- 1人or友達と0からサービスを作ってみる
- クラウドソーシングで仕事を探す
- 人に教える立場になる
- Railsチュートリアルをやる
社会人で早く転職したい場合
社会人の方は時間が限られているため、効率的に学習をしなければいけません。
平日の夜の数時間と休日だけしか時間が無い中、勉強が間延びしていませんか?いつのまにかProgateのレベルアップだけが目的になっていませんか?
あまりのんびりやっていると途中で挫折することも多いです。なので自分を追い込む必要があります。
社会人でエンジニアに転職したい場合は、スクール一択で考えるのがいいでしょう。他のことをやっている余裕はありません。
スクールにも様々な種類がありますが、半年後に転職したいのか、3ヶ月後に転職したいのかで選び方は変わってきます。すぐに転職したい場合は集中型のスクールで一気にプログラミングの力をつけて、転職活動をはじめましょう。
やっていいこと
- 就職率が高いスクールに通う
- 集中型のスクールに通う
やったら駄目なこと
- 1人でサービスを作ってみる
- クラウドソーシングで仕事を探す
- Railsチュートリアルをやる
Progate後におすすめなプログラミングスクール
ProEngineer(プログラマカレッジ)
ProEngineerが運営するプログラミングスクール「プログラマカレッジ」は受講料完全無料でみっちり3ヶ月のカリキュラムを受講できます。
数あるスクールの中で最も就職・転職サポートに力を入れてくれるスクールです。
ProgateでJavaやPHPを勉強していた人はプログラマカレッジがおすすめです。
詳しくは下記の記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
テックキャンプ
Progateをやっている人なら知っている方が大半だとは思いますが、プログラミングスクール業界で最も信頼度が高いテックキャンプ。
Progate→TECH::CAMP→就職という人はよく目にします。
Progateでプログラミングの基礎を学び、テックキャンプでは実際に就職のときに使いたい言語を学びつつ、実務レベルまでスキルを引き上げていくパターンです。
「Progateでもうできた!」と思っていても案外まだまだ理解できていないところがあったりするので、テックキャンプでゴリゴリしごいてもらうのが一番力がつきます。
テックキャンプの場合、1ヶ月、10週間、6ヶ月のように利用目的とスケジュールに合わせてカリキュラムの進度を決めることができるので安心です。
就職、転職の実績も多く信頼度が最も高いスクールなのでおすすめです。
就職・転職できなければ全額返金してもらえる制度もあり。RubyやSwiftをProgateでやっていた人はテックキャンプがいいです。
まずはカウンセリングを申込をしてみて、現状の勉強の進捗と今後のプランを相談してみると視野が広げることができます。
テックブースト
RubyかPHPを勉強していてベンチャー企業で働きたい人はTECH BOOST(テックブースト)が一番オススメです。
テックブーストは現役のエンジニアに直接質問ができるので、早くスキルアップができます。
プログラミングの情報は日々アップデートされるので、スクールのカリキュラムだけに対応できるメンターよりも現役のエンジニアに教えてもらう方が鮮度のある情報を聞くことができます。
TECH BOOST(テックブースト)についての詳しい記事はこちらで紹介されているので、RubyかPHPをやっている人はチェックしましょう。
プログラミングスクールを並行して進めて理解度を高める
どんなことを勉強するにしても、多角的に自己評価を分析することが重要です。
Progateが完璧にできたと思っても、プログラミングは完璧ではないです。先輩エンジニアにレビューしてもらったり、スクールでレビューしてもらうことでできていないことを発見することができます。
ある程度Progateが進められたら次のステップの準備を怠らないようにしましょう!
できるだけ多くのプログラミングスクールの無料相談に行って、どのプログラミングスクールが自分に合うのか確認しておきましょう。
【比較】効率よく月100万稼ぐためのフリーランスエンジニア向けイチ押しエージェント
- 月100万円稼ぐにはエージェント選びが重要
- フリーランス向けエージェント1: レバテックフリーランス
- フリーランス向けエージェント2: Midworks
- フリーランス向けエージェント3: ギークスジョブ
- 中でも一押しはMidworks
月100万円稼ぐにはエージェント選びが重要
フリーランスエンジニアとして効率よくお金を稼ぐためには良いエージェントに出会うことが必須です。自分の力だけで営業して案件を獲得し続けることができればマージンも取られないのでいいかもしれませんが、正直案件探しの営業はかなりハードです。
自分で案件を探すこと自体に労力がかかりますし、アポ調整等にも時間が取られます。エージェントをうまく活用すれば、営業に当てる時間を開発に使うことができる分、稼ぎも大きくなります。
エンジニアニーズが逼迫する中、フリーランスエンジニア向けのエージェントもかなりいろいろな種類が出てきており、正直玉石混交になってきています。変なエージェントに申し込んでしまうとエージェントからあなたに室の悪い案件紹介の営業がひっきりなしに来てしまい、逆にその対応コストがかかってしまうので注意が必要です。
良いエージェントに出逢うことができれば高単価かつ開発内容も楽しい良質な案件を紹介してくれるため、
エンジニアはコードを書くだけじゃない
ヘボいエージェントは純粋な開発案件しか紹介してくれません。エンジニアの業務内容はコードを書くだけではなく、コードレビューや技術選定、育成、組織マネジメントなど多岐に渡ります。
フリーランスとして効率よくお金を稼ぐためには70〜80%は開発案件にしつつ、残りの20〜30%はコンサルに近い業務を請け負うことをおすすめします。
通常の開発の単価が時給4000〜6000円の相場に対して、コードレビューや組織マネジメント、技術顧問等の単価は時給10000円を超える相場になります。つまりコンサル系の業務も紹介してくれるエージェントを探す必要があります。
一般的に開発経験が5年もあればコードレビューや組織マネジメントの案件を請け負うことが可能です。それほど今は若手エンジニアが増えてきていて、育成に困っている企業があるんです。
良いフリーランサーは複数案件をパラレルで契約する
間違ってもやったらNGなのが1案件週5日で契約してしまうことです。せっかくフリーランスエンジニアとして働くなら、いろんな組織の開発を見て自分の血となり肉となる経験を積んだほうがフリーランサーとしての成長が見込めるからです。
少なくとも2社、できれば3社くらいと契約ができれば広い視野で技術を磨くことができます。
エージェントを複数登録して比較することで見えてくる
各エージェントには得意不得意があります。カバーしている企業も違うため、できる限り広い視野で案件を探すためには2〜3つのエージェントに最初は登録しておいて、徐々にメインエージェントを絞っていくのが成功の秘訣。
エージェントを複数登録するメリットは他にもあります。エージェントAとエージェントBでアイミツを取りながら、単価交渉をすることができます。
「Aの持ってきてくれる単価は時給5000円だから、Bが6000円の案件持ってきてくれたら契約するよ」といった交渉が可能になります。引越しの見積などでアイミツを取ることが常識なように、交渉で相手より優位な立場になるためには必ずアイミツが大切になってきます。
フリーランス向けエージェント1: レバテックフリーランス
稼げる案件ならレバテック。僕もだいぶお世話になりました。
最近JR山手線などの中吊り広告でも見かけるレバテックフリーランスですが、エージェント業界トップクラスの案件数があり、信頼が置けるエージェントです。案件数は他のエージェントと比較して頭一つ抜けており、8万件以上の案件を取り扱っています。
フリーランサーからすれば8万件も案件があたっとて...という気もしますが、案件数が多いということはそれだけ自分とマッチ案件に出会える可能性が高いということです。報酬が高い案件や勤務地も幅広く、登録しないと損するエージェントの代表です。
Midworksとは違って常駐案件の比率が多いことが特徴ですが、常駐で高単価の案件を狙っている人にはおすすめです。リモート案件ももちろんあるのでご安心ください。
記事冒頭にも書いた稼ぐ秘訣のコンサル系案件もレバテックフリーランスは持っていて、自分も何件か紹介してもらっています。コードレビューや技術顧問系の案件をやりたい場合にもおすすめのエージェントになります。
フリーランス向けエージェント2: Midworks
最近最もおすすめなエージェントから紹介しましょう。Midworksは勤務形態や条件面の幅広さがNo1です。エージェントによっては「週4日・常駐」が最低条件の案件しか持っていないところも存在しますが、Midworksなら週3からの案件も多数あるので、パラレルで案件を持ちたい場合には活用できます。
最近のフリーランサーのニーズもうまく捉えていて、リモートワーク可の案件も持っています。リモート案件についてはエンジニアとしてのこれまでの実務経験によって紹介可否がわかれるようですが、十分リモートワークでも稼働が可能だと判断された場合にはそういった案件を紹介してもらうことができます。
他のフリーランスエージェントにはない特筆すべき特徴もあります。Midworksのコンセプトとして、「会社員と同等の福利厚生をフリーランサーにも提供したい」という想いがあるようで、交通費3万円/月や書籍代1万円/月の必要経費支援という制度があったり、各種保険を50%負担してくれる労使折半制度や会計ソフトfreeeを無料で使えたりすることもできます。
ひとことでMidworksの特徴を述べるなら、「最新のフリーランサー事情を汲み取った柔軟なエージェント」という印象です。
フリーランス向けエージェント3: ギークスジョブ
リモート案件にも力を入れているのがギークスジョブです。東京大阪を拠点に営業所を構えており、社員数名のスタートアップからメルカリのようなメガベンチャー、リクルートのような大手企業までカバーしています。
最近ではフルリモート案件を希望するフリーランサーも多く、まだそのニーズに応えられる案件を持っていなかったり、サポート体制が整っていないエージェントが多い中、ギークスジョブはフルリモート案件でも手厚く案件探しをサポートしてくれるので、地方でフルリモートで働きたい人にも人気です。
中でも一押しはMidworks
どのような条件でフリーランス案件を探しているかによってエージェントの選び方は変わってきますが、基本的には上で紹介した3つのエージェントに同時登録してみてコンタクトを取り、案件を比較しながら探すのが最初はおすすめです。私自身の経験則上、そうすれば希望条件が叶う案件に出会える確率が確実に上がってきます。
ここで紹介しているエージェントはそれぞれ得意、不得意があるものの(稼働最低日数やリモート条件など)、どれも良質案件を持っているエージェントです。どれか1つだけ選べと言われば、現時点ではMidworksをピックアップします。
理由は稼働最低日数が3日〜の案件に対応しているのとリモート案件もカバーしている、福利厚生のサポートも受けられるという点が他のエージェントに勝っているためです。
ただし、繰り返しにはなりますが1つのエージェントにおんぶにだっこだとリスクが高いため、最初は2つ以上のエージェントに登録するのが良いと思います。Midworks以外のエージェントはどちらが自分に合いそうかどうかで大丈夫です。
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今回はこれまで頂いた相談に対するアドバイスとして頻出するものをまとめていきます。実際にフリーランスエンジニアに転身した人にお伝えしている内容のままなので割とリアルで参考にできる部分があるかと思いますので、ぜひご参考にしてみてください。
- 最初のうちに良いエージェントに出会うこと
- 複数のエージェントの中から良い担当者を探す
- 自分のスキルと経歴を最大限までアピールしてくれる
- 実際に使ってよかったエージェント
- レバテックフリーランス
- Midworks
- ギークスジョブ
- まずは行動に移すことが重要
これからのエンジニアはもっと交渉力をつけないといけない
エンジニア*1の多くは、交渉力・営業力がかなり不足していると思う。
コミュニケーション能力が十分ではなく、何か不満があるとTwitterに書いたり、影で文句を言う人も多い。
SNSに不満を投稿したり、影で文句を言うことは別にどうだっていいし、好きにしたら良い(倫理的にどうかは置いておいて)。
何が問題かというと、エンジニアのコミュニケーション能力不足・営業力不足がエンジニアの給与水準に悪影響を及ぼしているから。
フリーランスで交渉力が無い場合は得に顕著で、明らかに買い叩かれているエンジニアが多い。
社内の給与交渉なども、もっと交渉を頑張れば給与が上がる例なんてごまんとある。
しかしそれができないエンジニアが多い。結果としてエンジニアの相場が下がる。これは良くない。
開発マネージャークラスになる人は技術力に合わせて営業力・マネジメント力・交渉力等を持ち合わせているため、そのような例は減る印象。
また、フリーランスで稼ぐことができている人は、一定以上の交渉力がある。
ここでいう交渉力とは、自分の技術を正しく相手に伝え、その価値が如何程なのかをちきんと伝え、それに見合う報酬を得る力のこと。
「他にも同じような経歴でもう少し低めの報酬で勤務できるという方がいるんですがなんとかなりませんかね…」や「会社の状況的に○○円までしか出せないのですがなんとかなりませんか?」のような相手からの提案なんて耳を貸さなくていい。
それならそいつに頼めばいいし、その金額感で雇える人間を雇えばいい。自分を安売りするのは良くない。
それなのに安売りするような人が増えるから相場が歪む。
デザイナーだってコピーライターだってエンジニアだってみんな同じで、これまで自分で築き上げてきたスキルがあるんだから、それはきちんと相応の報酬を貰わないといけない。
自分を必要以上に大きく見せるのは行き過ぎると危ないが、多少オーバーになるくらいでしっかりアピールできるようにならないと、いつまでもエンジニアは買い叩かれる。
だいたい雇用主側は何でも値切りたいと思ってるんだ。ビジネスをやる以上、どんなものだって同価値なら少しでも安い方が良いにきまっている。
値切る、安くする前提で交渉してくる相手に、そのままこっちが折れたら相手の思う壺過ぎるでしょ。
「何値切ってきてんだよふざけんな」くらいの気持ちを持って、自分の価値を正当に評価してくれる相手と付き合えるように、自分の交渉力やコミュニケーション能力は磨いておかないといけない。
あなたは現状の自分の給与に満足ですか?それはあなたの価値を正当に評価していると思いますか?ギャップがあると思うなら、その原因はなんですか?
そのギャップを埋める術を探していくことが、エンジニアには必要だと思う。
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本記事の第二弾として、より具体的な行動ベースのアプローチ方法を列挙。マインド面というよりは、実際にどんなツールを使って案件をGETしてきたかを全て書いています。20代中盤のエンジニアがフリーランサーになりたての頃の不安 - 前篇
フリーランサーになるということは、楽しいこともあれば、不安なことももちろんあります。どんなことが苦しかったか、どうやって乗り越えたのかを赤裸々に告白。年収1,000万フリーランスエンジニアの案件/収入ポートフォリオってどうなってるの?
フリーランス2年目に突入。実際のポートフォリオを公開しています。
*1:ここでいうエンジニア=アプリやWebを開発するプログラマーを指す
年収1,000万フリーランスエンジニアの案件/収入ポートフォリオってどうなってるの?
フリーランスエンジニアとして2年目の下半期に突入。これまでの収入は、
1年目(2016年): 年収900万円
2年目(2017年8月現在): 年収1,200万円着地見込み
といった感じ。
約一年前に『月収100万円がアベレージで稼げるようになった』という内容の記事を書きましたが、そのペースは無事維持しています。
この記事を公開して以降、ありがたいことに多方面からコンタクトがあり、その中にはフリーランスエンジニアとして活動されている人から「どんな感じで稼いでるの?」という質問もたくさん頂きましたので、今回は実際の案件・収入ポートフォリオをざっくり公開します。
- 案件/収入ポートフォリオ
- 保守案件が収入アップに繋がるワケ
- 保守案件を獲得するための開発案件とは
- エージェントは大手だけではなく、新興系エージェントも漏らさないように
- ほぼ不労所得の保守契約をまずは1つから
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